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関数・オプション 関数の作成 シェルスクリプトでも関数を作成することができます。 関数は下記のような構文になります。 C言語のように括弧の中に引数を記述する必要はありません。関数に引数を渡す場合は、シェルと同じようにスペース区切りで渡します。関数に渡された引数を参照する場合も、シェルと同じように「$1, $2, ...」と参照します。呼び出し元に終了コードを返す場合は「return コード」と記述します。以下は関数を使用したサンプルスクリプトです。 func.sh #!/bin/sh arg_chk() { # 引数の数が2の場合 if test $# -eq 2 then return 0 # 引数の数が2以外の場合 else return 1 fi } arg_chk $@ ret=$? echo "引数チェック結果
今回は、前回紹介し切れなかったrcスクリプトについて解説する。rcスクリプトも、理屈を理解してしまえば容易に管理できる。管理方法のついでに、rcスクリプトの書き方もマスターしてしまおう。 前回のLinux起動の仕組みを理解しよう[init/inittab編]では、カーネルがinitプロセスを起動して、さまざまな処理を行うことを説明しました。今回は、各種サービスの起動を行うrcスクリプトについて見ていきましょう。 rcスクリプトの管理の仕組み rcスクリプトは、Windowsのautoexec.batに相当すると考えればいいでしょう。もちろん、rcスクリプトとautoexec.batでは異なる点があります。rcスクリプトは、対応する作業ごとに1つずつ、複数のファイルで構成されています。また、ランレベルごとに実行するrcスクリプトを変えることができます。 rcスクリプトの実体は、/etc/in
シェルの作成・実行 ・ シェルスクリプトとは ・ シェルの書き方 ・ シェルの実行 変数 ・ シェル変数 ・ 特殊な変数 制御構文 ・ if ・ case ・ while ・ for ・ until 演算・比較 ・ 四則演算 ・ 数値比較 ・ 文字列比較 ・ ファイルチェック ・ 論理結合 関数・オプション ・ 関数の作成 ・ オプションの使用 サンプルスクリプト集 ・ 共通関数を外部ファイルに作成する ・ ヒアドキュメントの利用 ・ findコマンドの有効利用 ・ リストファイルを読み込んで処理する
シェルスクリプトとはコマンドやシェルの組み込みコマンドなどをファイルに記述し、実行できるようにしたものである。 またプログラムの制御構造なども使用でき、柔軟な処理が可能であり、/etc/rc.d/initd/ディレクトリ内の起動スクリプトなどはシェルスクリプトである。 シェルスクリプトを実行するには実行権限および読み込み権限が必要です。 またシェルスクリプトファイルの1行目にはシェルスクリプトを実行するシェルのパスを記述します。 スクリプトファイル内でも、シェル変数を定義することができる。またその変数を参照する場合は変数名の前に" $ "を 付けることで参照できる。変数名に使用できる文字は英数字および" _ "(アンダーバー)であり先頭は英字を使用しなくてはならない。
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