プログラムは人間の思いとは裏腹に、ただただ冷徹に書かれたコードの通りに動く。 その淡々たる様に反して、プログラミングというのはあまりに曖昧で、プログラミングテクニックと呼ばれるものは皆、ごくごく微妙な且つ大量の前提条件のパラメータによって、適用の可否が分かれる。 以下の3つの事項は、90%以上の前提条件のもとで、正しいのだが、ごく稀にそれを適用しない方が良いという例外事項がある。 そう、例外事項がある。 ただし、それはあくまで例外事項であって、そのプログラミングテクニックが迷信なわけではない。プログラミングテクニックの例外を理解し始めた時には、例外的なシチュエーションばかり考えてしまうことがあるが、それはプログラミングを学ぶ上での通過儀礼と言えよう。 「変数のスコープは狭いほど良い」 まず間違いなく狭い方が良い。 大量のゴミ変数がスコープ内にある状態ではインテリセンスは全く役に立たなくなる