着想 新宿は自宅からは遠いイメージがあったが、自宅前のビルが建て替えになった時、新宿のビル群が(↑の写真のように)島のように玄関先から見え手が届きそうだと思った。さらに、手が届いたあかつきには、届いた手の上を渡って行きたいと思った。 鉛筆ツールで全て描画 秒間30枚で動かしました 個人でしかできない最高の作画の贅沢を試み、例えば、大きな背景画を用意してズームするのではなく、1枚1枚拡大して描き直し、キャラクタだけでなく背景も揺れ動いて見えるよう挑戦した。また、描画はPhotoshopの最も原始的なツール「鉛筆ツール」で全て行った。ブラシやテクスチャーを駆使し、写実やアナログ画材の質感を模倣するのではなく、テクスチャー・アンチエイリアス無し、ジャギーの入った状態が、もっともシンプルに個人制作の2DのCGアニメーションの特徴を活かせると考えた。 解説 幸福の頂点は、夢に「手が届く」