日本におけるメディアアートの草分け、造形作家・高橋士郎による展覧会『「自由芸術展」〜レイモン・ルーセルの実験室〜』 日本におけるメディアアートの草分けとして知られる、造形作家であり、元多摩美術大学学長の高橋士郎による展覧会『「自由芸術展」〜レイモン・ルーセルの実験室〜』が3月3日より3331 Arts Chiyodaにて開催される。 高橋は1960年代末より作家として活動を開始し、70年代に早くもコンピュータ制御による作品を発表、80年代からは空気膜造形によりアー トとエンターテイメントを接続するなど、常に次世代の動向を先取りしてきた。同時に多摩美術大学でデザイン研究を先導した大学人でもある。 本展は高橋が近年とくに注力してきたフランスの作家レイモン・ルーセルの研究をテーマに、その世界観を、キネティック・アートで現実の世界に立ち上がらせた世にも奇妙な展覧会。 マルセル・デュシャンやシュルレ