William Labov, Sharon Ash and Charles Boberg, Atlas of North American English (Mouton) が、6年あまりの遅れを経て、ようやく発売になった。マルチメディアCD-ROM付属である。偶然だが、僕は Albuquerqueで開催された Linguistic Society of America/American Dialect Society Annual Meeting (2006年1月5日~8日)に参加し、書籍展示のところでこの本の出版を祝ってワインが振る舞われたのにも立ち会った。ADSのAnnual luncheonでは、偶然にも Labov氏と席が隣り合わせになり、親しく話す機会も得ることができた。 僕はこの大会では主にAmerican Dialect Societyのセッションを聞いていたのだが、発表の