2021年11月24日のブックマーク (2件)

  • 捨て猫の小さき肉球いわし雲 〜教育実習生担当日誌⑴ ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    今回の前段は俳句のこととは全然関係ありません。 何年ぶりかで教育実習生の担当をすることになりました。期間は2週間です。 実習期間中は、その日の振り返りを口頭で行うだけではなくて、実習日誌を介して、文章でのやりとりも毎日行います。 その日誌に書いたわたし側の文章を備忘録として、そして、40年ほど前に教育実習生だったわたし自身への応援メッセージとして書き残しておこうと思います。 1日目 生徒たちとの関わり方について、すぐにコミュニケーションがとれる即効薬のようなものはないと思います。けれど、S先生(実習生さん)の強みは生徒たちと年齢が一番近いということです。わたしたち教師には絶対に敵わない強みです。そうしたことに生徒たちは敏感です。心の垣根を低くして、心を開いてくれる一瞬が必ずあると思います。その一瞬を経験するだけでも、S先生にとって大きな成果になると思います。実習期間は短いですが、何か一つで

    捨て猫の小さき肉球いわし雲 〜教育実習生担当日誌⑴ ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
    ArtStone
    ArtStone 2021/11/24
  • 何を追ふ地下道を往く木枯らしや ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    わたしの住む神戸・六甲山南麓に木枯らしが吹いたのは11月のはじめでした。 角川学芸出版『角川俳句大歳時記』には 凩【こがらし】木枯(こがらし) 冬の初めに吹く強い北風である。語源は「木を枯らす」とも「木の嵐」ともいわれるが、どちらにしても木にかかわりがある。この風が吹くと、枝の木の葉は残らず飛び散り、散り敷いた落葉もところ定めずさまよう。 とあります。 わたしは「木枯らし」と書きましたが、「木枯」と書くと「木を枯らす」という意味、「凩」と書くと「木の嵐」という意味が鮮明になるのでしょう。 枝の木の葉を残らず吹き飛ばし、木を枯らしてしまう風。改めて意味をたどると胸に迫るものがあります。 木枯の句に好きな句が二つあります。 海に出て木枯帰るところなし(山口誓子) 木枯一号アンドロメダを吹き落とす(土見敬志郎) 山口誓子の句は現代国語の教科書か何かで知りました。 山から吹き下ろす木枯が勢いよく海

    何を追ふ地下道を往く木枯らしや ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
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    ArtStone 2021/11/24
    止まれ木枯らしその先は袋小路 ーーーこの中でこれが印象に残りましたが、それよりも何よりも木枯らしでこれだけ句が書けるんですか〜。しっかりと俳句の勉強ぶりもさすが山猫さん。