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  • 夏休み兄弟げんかは疲れ果て ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    2022年8月は後半を迎えました。 ちょうど1年前わたしは十日余りの入院生活を送りました。俳句を詠もうと思ったのは、その退院後からです。 www.keystoneforest.net www.keystoneforest.net まだ春の句が何句か残っています。急ぎます😅 今回は春の句4月4日から4月8日までのtweet句です。 どうぞよろしくお願いします。 つぼみふくらんだうえむいた朝うらら つぼみが上を向いた先には太陽があります。どんな花のつぼみだって、上を向いて膨らんでいきます。真上に太陽がなければ、枝をまげて茎を曲げて太陽の方を向きます。西に向かって太陽が動くと、そのあとを追いかけます。次の朝、東の空に太陽が顔をのぞかせたとき、つぼみはもうそこにはいません。代わりにそこに花が咲いているのです。 つぼみふくらんだうえむいた朝うらら 山人 #俳句 #haiku #うらら pic.tw

    夏休み兄弟げんかは疲れ果て ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
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    ArtStone 2022/09/15
    ④ 鶯の声たどたどし鍬振るふ  ホーホケキョになりきっていないのは単純に別バージョンだと思っていましたが、あらら!練習中だったのですね。知りませんでした。菜の花もこちらも温かい。😊
  • 見えるもの、見えないもの。 - 森の奥へ

    見えるもの、見えないもの。 見える。見えている。見えていない。見えない。 幸せ、不幸せ。 確か、不確か。 ある、ない。 わたし、あなた。 過去、未来。 今そこにあるもの、前からそこにあるもの、あろうとするもの。 ほんとうは今はそこにないかもしれないもの。 この先見えなくなるかもしれないもの、ここから消えようとしているもの、今そこにないもの。 消えたばかりなのかもしれないし、もともとなかったのかもしれないし。 生きるもの、生きないもの。 生きる。生きている。生きていない。生きない。 信じる、信じない。 疑う、疑わない。 思う、思わない。 わかる、わからない。 知る、知らない。 生まれる前は知らない。その後も知らない。 なんにも知らないのに生きている。 ただ生きている。 が笑う。 よければtwitterものぞいてみてくださいね。山 (@keystoneforest) | Twitter

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    ArtStone 2022/07/24
    🤫 👋😊
  • 鳩たちの夜 (創作短編小説) - 森の奥へ

    創作小説です。 かなり前に書いた作品です。実は、あと何作か以前に書いたものがあります。ほとんどが十数年前に書いたものです。当時参加していた小説同人誌に掲載するために書いたものです。 読み返して手直しをして、これからぼちぼちアップしていこうと思っています。自分が書きたかったのはやっぱり小説だったんだなって、不出来な俳句を詠んでいるうちに気付きました。でも、だからといって、小説だったら俳句より出来が良いかというと、決してそういう訳ではありません。書いていて楽しいのが俳句よりも小説だったということです。 自分が楽しいからっていうだけじゃなくて、読んで楽しんでもらえたら、さらに嬉しいです。 ちょっとだけ長いです。文字数は4500字ほど、約9分で読めます。 *** * *** 鳩たちの夜    by 摩耶摩山 一人住まいの部屋に帰る。郵便受けを確かめる。入っているのはピザのチラシとダイレクトメール

    鳩たちの夜 (創作短編小説) - 森の奥へ
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    ArtStone 2022/06/08
    😊😊😊😊😊👍
  • 地球ごと埋め尽くしたる落ち葉かな 〜教育実習生担当日誌⑶ ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    教育実習日誌に書いたわたし(指導教官)側の文章を、備忘録として、そして40年ほど前に教育実習生だったわたし自身への応援メッセージとして書き残しています。 教育実習は2週間(10日間)。7日目からの記録です。 1日目から6日目はこちらに書きました。→捨ての小さき肉球いわし雲 〜教育実習生担当日誌(1) - 森の奥へ 秋深けてまだ生きてをり螽斯 〜教育実習生担当日誌(2) - 森の奥へ 7日目 (教育実習の先生は実習期間中に一度、他の先生方にも参観してもらって授業を見てもらう機会を持たないといけないことになっています。この日はその研究授業の日でした) 研究授業お疲れ様でした。授業については反省会でお話しした通りです。今回はコミュニケーションが取れる生徒たちとの授業でしたが、特別支援学校の肢体不自由部門ではコミュニケーションをとるのが難しい生徒の方が多数です。校での実習はあと数日となりました

    地球ごと埋め尽くしたる落ち葉かな 〜教育実習生担当日誌⑶ ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
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    ArtStone 2021/12/13
    冬の夜の静寂の理由猫に訊くーーー猫に訊くっていいな。でも猫ちゃんは嘘つきですよ。やったのにやってないってしょっちゅう。笑。季語が重なるのはべつにいいように思ってしまうけどダメなんですね、ふう〜ん。
  • 秋深けてまだ生きてをり螽斯 〜教育実習生担当日誌⑵ ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    教育実習日誌に書いたわたし(指導教官)側の文章を、備忘録として、そして40年ほど前に教育実習生だったわたし自身への応援メッセージとして書き残しています。 教育実習は2週間(10日間)。4日目からの記録です。 1日目から3日目はこちらに書きました。→捨ての小さき肉球いわし雲 〜教育実習生担当日誌(1) - 森の奥へ 4日目 (重度の肢体不自由のある)子供たちの中には学校でもあまり覚醒が上らず、眠ってしまう場面が見られることがあります。体調面を考えると無理に起こす必要はないと思いますが、刺激が足りずに居眠りしてしまう場合もあるのでケースバイケースだと思います。人が楽しめる活動を取り入れることで覚醒が上がることはよくあります。人をより深く知る(実態把握をする)ことが重要なのは、こういう側面があるからだと思います。 5日目 以前には、生徒たちの名前を呼び捨てにしたりあだ名で呼んだりする教師が

    秋深けてまだ生きてをり螽斯 〜教育実習生担当日誌⑵ ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
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    ArtStone 2021/11/28
    秋深けてまだ生きてをり螽斯****まだ生きてるのは一体どなた?ということで調べないと読めませんでした。😓 **するとなぜかこの句が気になりす。
  • 捨て猫の小さき肉球いわし雲 〜教育実習生担当日誌⑴ ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    今回の前段は俳句のこととは全然関係ありません。 何年ぶりかで教育実習生の担当をすることになりました。期間は2週間です。 実習期間中は、その日の振り返りを口頭で行うだけではなくて、実習日誌を介して、文章でのやりとりも毎日行います。 その日誌に書いたわたし側の文章を備忘録として、そして、40年ほど前に教育実習生だったわたし自身への応援メッセージとして書き残しておこうと思います。 1日目 生徒たちとの関わり方について、すぐにコミュニケーションがとれる即効薬のようなものはないと思います。けれど、S先生(実習生さん)の強みは生徒たちと年齢が一番近いということです。わたしたち教師には絶対に敵わない強みです。そうしたことに生徒たちは敏感です。心の垣根を低くして、心を開いてくれる一瞬が必ずあると思います。その一瞬を経験するだけでも、S先生にとって大きな成果になると思います。実習期間は短いですが、何か一つで

    捨て猫の小さき肉球いわし雲 〜教育実習生担当日誌⑴ ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
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    ArtStone 2021/11/24
  • 何を追ふ地下道を往く木枯らしや ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    わたしの住む神戸・六甲山南麓に木枯らしが吹いたのは11月のはじめでした。 角川学芸出版『角川俳句大歳時記』には 凩【こがらし】木枯(こがらし) 冬の初めに吹く強い北風である。語源は「木を枯らす」とも「木の嵐」ともいわれるが、どちらにしても木にかかわりがある。この風が吹くと、枝の木の葉は残らず飛び散り、散り敷いた落葉もところ定めずさまよう。 とあります。 わたしは「木枯らし」と書きましたが、「木枯」と書くと「木を枯らす」という意味、「凩」と書くと「木の嵐」という意味が鮮明になるのでしょう。 枝の木の葉を残らず吹き飛ばし、木を枯らしてしまう風。改めて意味をたどると胸に迫るものがあります。 木枯の句に好きな句が二つあります。 海に出て木枯帰るところなし(山口誓子) 木枯一号アンドロメダを吹き落とす(土見敬志郎) 山口誓子の句は現代国語の教科書か何かで知りました。 山から吹き下ろす木枯が勢いよく海

    何を追ふ地下道を往く木枯らしや ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
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    ArtStone 2021/11/24
    止まれ木枯らしその先は袋小路 ーーーこの中でこれが印象に残りましたが、それよりも何よりも木枯らしでこれだけ句が書けるんですか〜。しっかりと俳句の勉強ぶりもさすが山猫さん。
  • それぞれの呼吸で鳴くや虫の宴 - 森の奥へ

    今日も俳句のことを書きます。 前回の記事を書いてから、今のところまだ、一日一句を続けられています。 ですが、わたしの場合の一日一句は、正味の一句なので、毎日がギリギリです、、、 ところで、山🐾の名前でtweetするのはなにか違う気がして、俳句をtweetするときの筆名を考えました。 この場合の筆名は、一応、俳号というのかもしれませんが、俳句だけでなく、創作する際にこれから使っていこうと思って考えました。 新しい名前は、遠野山人です。 名字は、当ブログ名の『森の奥へ』のイメージに多少近いかな、ということで、遠野としました。 下の名前は、山改め、山人です。 すでに別ブログ『飛ぶコタツ』でも使い始めている名前です。 遠野という名前には、柳田国男『遠野物語』のイメージも借りました。 山人は、遠野物語では「山々の奥には山人住めり」として紹介されています。 長身で色白の人たちであるそうです、、、

    それぞれの呼吸で鳴くや虫の宴 - 森の奥へ
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    ArtStone 2021/11/08
    雅号(?)決定おめでとうございます。🥂なんか風流ですね!(風流って何?と問われれば正確にわからないかもしれませんが)
  • 秋彼岸 - 森の奥へ

    今夜も俳句についてあれこれ考えています。 一日に一句詠んで、Twitterに毎日投稿したいと思って始めましたが、二日目から挫けてしまいました(^^; けれど、たった十七文字で表現する世界は究極のショートショートのように思えて、ショートショート好きのわたしはそこそこはまりつつあります。 文字数が限定されているだけでなくて、季語を詠みこまないと俳句にならないという制限があるのも面白いです。 ですが、何句か詠むうちに季語で行き詰るようになってきました。 いちいち季語を調べるのが大儀なので歳時記を買うことにしました。 買ったのは「初心者にお勧め」というキャッチコピーで紹介されていた『いちばんわかりやすい俳句歳時記』(主婦の友社)です。 増補版 いちばんわかりやすい俳句歳時記 作者:辻桃子,安部 元気 主婦の友社 Amazon この歳時記の「秋(時候)」の項の最初にあるのは芭蕉の句です。 送られつ送

    秋彼岸 - 森の奥へ
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    ArtStone 2021/10/01
  • 天つかむ手のごと開く芒若し - 森の奥へ

    今日も俳句のことを書きます。 前回の記事に対して、通りすがりのmanaさんからいくつかご指摘やアドバイスをいただきました。添削もしていただきました。 一番びっくりしたのは「上五・中七・下五の間には、特に何か意味があるのでなければ、空白は入れないのがよいです。」とのご指摘でした。 確かに、、、新聞の俳句欄を確認すると、空白入っていませんでした。 五七五を空白で区切ったのは、まったくのわたしの思い込みでした。 知らないって、当に怖ろしいことです、、、 早速、以前の記事中の俳句に入れていた空白はすべて消しました(^^; manaさん、教えてくださってありがとうございました。 ほかにもまだまだ見当違いなことがたくさんあると思います。 ご指摘いただければ嬉しいです。 よろしくお願いします。 また、前回までの3記事に掲載したわたしの俳句に、わたしの無理なお願いをお聞きくださって「好き」とコメントやご

    天つかむ手のごと開く芒若し - 森の奥へ
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    ArtStone 2021/10/01
  • 深海の底 **ブックマーク・ツイートから** 山猫ノート32 - 森の奥へ

    発想を得るという意味で「トリガー」という言葉を使う、と知ったのは、この人が以前に別のお名前で、別のブログで書かれた記事からだったと思います。 今回のトリガーは「深海」でした。 深海からイメージしたのは深海の底。 深海の底はすべての水が集まるところなのかもしれない、という思いでした。 降った雨も溶けた雪もこぼした涙も、低きに流れるのが水の常だとすれば、深海の底はすべての水が集まるところ。 降った雨も溶けた雪もこぼした涙も、低きに流れるのが水の常だとすれば、深海の底はすべての水が集まるところ。 深海魚魚魚|Stellar Dweller the Storyteller #note https://t.co/mjtCvKcv7n— 山🐾 (@keystoneforest) 2021年9月5日 この人、は Stellar Dweller the Storyteller さん。 この人の言葉は呪

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    ArtStone 2021/09/14
    陸で暮らす人間。その身体の中には深海が拡がりきっと全てがあるのでしょう。> 家を捨て 国を捨てなお 弾く「月光」<ーこれが妙に気になります。取り上げて下さりありがとうございます。自由な発想好きです。
  • 詩と出会う 詩と生きる - 森の奥へ

    八月もあと一日。夏休みが終わります。 新型コロナの影響で新学期の始まりがイレギュラーになっている地域もあると思いますが、神戸では九月一日から新学期がスタートします。 さて、夏休み最後の一日、気になるのは夏休みの宿題です。 わたしのこの夏の目標は、少なくとも小説を一つ書くということでしたが、、、あれこれあって、結局書けませんでした。 その代わりということでもありませんが、たぶん、生まれて初めて俳句を詠みました。 文章を書くのは好きですが、詩は苦手です。 もちろん俳句を詠もうなんて思ったことありませんでした。 夏休みの国語の宿題で、読書感想文を原稿用紙三枚書くのと、俳句を三句詠むのと、どちらでもいいと言われたら、迷わず読書感想文を選んできました。 今回の入院で、病室に何冊かを持って行きました。 そのうちの一冊が『詩と出会う 詩と生きる』(若松英輔)でした。 詩について勉強したかったわけじゃな

    詩と出会う 詩と生きる - 森の奥へ
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    ArtStone 2021/08/31
    私も俳句を身近に感じたことはないので(学校で出てきたくらい)良し悪しは全くわかりませんが『屋根瓦 入道雲に 突き刺さる』この句は情景がすぐに浮かびました。『揺れるは海か わたくしか』いいですね。
  • 限界線 - 森の奥へ

    8月8日に退院報告の記事をアップして、「明日以降ぼちぼちと皆さんのブログを訪問させていただきます。これからもどうぞよろしくお付き合いくださいますように。」なんてことを書いたのに、全然ダメでした。 立ったり座ったりすると手術部位のあたりにじわじわと痛みが出てきて、どうしようもありませんでした。 手術が大変だったというより、年齢のせいもあるんだと思います。 事するとき以外はほとんど布団に横になって生活していました。 お盆明けからしばらく仕事も休みました。 座り続けることが辛くなくなってきたのが、ようやく数日前くらいからです。 今日で退院から3週間が過ぎてしまっていました。 どうぞ、不義理をお許しください。 *ー*ー* ********** *ー*ー* 勉強って分からへん。 長男Mが言った。 小学校のときから、それから中学校でも高校でも、頑張って先生の話を聞いたり、教科書を読んだりしてきた。で

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    ArtStone 2021/08/29
    くれぐれもお大事にお過ごしください。私は役立たずでもあんまり気にしないところが取り柄です。笑(たまには気にしてもみます)
  • 入院十二日目、退院しました。 - 森の奥へ

    日退院しました。十二日間の入院生活でした。 手術痕の痛みは直接手で触れなければ何も感じなくなりました。かゆみも治っています。 傷痕は皮膚表面を縫合する代わりにダーマボンドというボンドで傷を接着して閉じています。ボンドは時間が経てば自然に剥がれていくそうです。 退院時にこの病気のために特に処方された薬はありませんでした。 今回の手術の病理結果や今後の治療方針については、来週の通院時に聞きます。 排尿障害はまだしばらく続くそうです。 入院中、血圧は平常時よりかなり下がり気味でした。軽い立ちくらみを感じるほどです。 体重は入院前と比べて約4kg減りました(52kg台→48kg台)。こんな体重、中学生のとき以来です。 退院後の生活についての注意事項は、 ①やや多めに水分摂取をすること(スポーツドリンク、コーヒー、紅茶でもかまわない) ②事制限なし、普段通りでかまわない ③飲酒については次回診察

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    ArtStone 2021/08/09
    退院おめでとうございます。😃
  • 入院十一日目、最後の夜 - 森の奥へ

    入院生活十一日目です。 この病棟では消灯時刻は22時と決まっています。看護師さんが病室をまわって照明を消していかれます。起床時刻(点灯時刻というのかな?)は決まってないようです。だいたい朝6時頃からみなさん活動を始められていますが、いつの間にか部屋の照明がついています。わたしも目覚ましが鳴るわけでもないのに、その時刻が迫ってきたら目がぱっちり。今朝も6時少し前にベッドから起き出しました。 今朝はその時間帯からぼちぼちと退院の準備を始めました。と言っても、着替えと洗濯物を仕分けて、持ってきたやスマホのケーブル、充電器などをまとめるくらいなので、すぐに済んでしまいました。退院は明日なのに、なんとも気がはやるのです。 今日も「起床→検温→朝→主治医の先生の回診→検温→昼→シャワー→主治医の先生の回診→夕→検温→消灯→就寝」という一日でした。 静養するだけなら入院生活も快適です。ですから、

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    ArtStone 2021/08/08
    いよいよ退院。また暖かいご家族と過ごす日常が待っていますね。いくら非日常が好きな山猫さんでもこれは嬉しいでしょう?しばらく非日常を過ごすと日常と非日常が逆転しませんか?
  • 入院八日目、今日で管がすべて抜けました。 - 森の奥へ

    6時。 目が覚めました。すでにセミの声が聞こえていました。空が見たくて面会室まで散歩。今日は快晴です。 窓側のベッドならこの景色がベッドに寝転んだまま見ることができるのです…… 病室に戻り、自分のベッドに横になりました。 2方向が壁で、残りの2方向がカーテンで……、海も空も見えません。 ま、廊下側に設置されている共用のトイレと洗面が窓側ベッドの患者さんよりやや近いというメリットがあります。それで我慢しましょうか。 7時少し前。 カーテン越しに看護師さんの声が聞こえてきました。隣の患者さんは今日手術を受けられるのです。 「水分が飲めるのは7時までですから、今のうちに飲んでおいてください。しばらく飲めませんからね」 「はい、もう大丈夫です」隣の患者さんがそう返されました。 いや、少しでも飲んでおいた方が、、、、わたしはそう思いましたが、声には出しませんでした。 手術の日はこの先、もう一滴も水分

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    ArtStone 2021/08/05
  • 入院七日目、検査も点滴もない一日 - 森の奥へ

    目が覚めて時刻を確かめると午前6時を過ぎていました。 びっくりです。 昨夜寝たのは23時半くらいでした。夜間一度も目を覚まさずに、こんなにぐっすり眠れたのは久しぶりです。いえ、病院が居心地が良いというわけではなくて、尿の管のせい、というか、お陰です。夜中にトイレに立つ必要がないのでずっと寝続けられたようです。 外が暗いのでナースさんに訊くと、ゲリラ豪雨みたいに降ってましたよ、と教えてくれました。夜勤明けでこれから帰るからびしょ濡れになりそうで。でも、どうせ帰ったらすぐにシャワー浴びるんですけど…。このナースさんには一昨日は日勤で担当してもらったと思います。 そう言われてみると、雨音が病室にも聞こえてきていたような気がします。その音で目を覚ましたのでした。 7時、神戸市に大雨警報が出されました。しばらくして洪水警報も追加されました。天気予報アプリで調べると、厚い雨雲がちょうど神戸の上空を通り

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    ArtStone 2021/08/03
    (痛い時期を通るのは大変そうですが)手術も回復もスムーズに行っているようでよかったですね。
  • 入院六日目、普通食とシャワー解禁(^_^) - 森の奥へ

    窓側ベッドに入院されていた先輩患者さんが二人とも退院されました。けれど、廊下側のベッドを使っているわたしに日当たり良好物件への引っ越しのお誘いはなく、昼前、新しい患者さんがそちらに入居されました。 終日遠くから蝉の声が響いてきていました。今日も暑かったんでしょうね。 咳は少し落ち着きました。 夜中に一度咳き込みそうになって目が覚めましたが、そのあとは大丈夫でした。熱も6度台に下がり、手術痕の痛みも軽くなってきました。 朝、血液検査をしてもらい結果は良好。順調に回復してるようです。 午後からはシャワーを使っていいという許可ももらいました。 体が楽になってきたので、長時間体を起こして読書しても辛くなさそうです。 今日はワクチンの予約と読書とで過ぎていきました。 読んでいるのは『文学の名表現を味わう』中村明(NHKカルチャーラジオ)。「書き出しの型と技術」「結びのタイプと工夫」の章では、芥川龍之

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    ArtStone 2021/08/03
    これは伝わりにくいと思うけど接種する前によく調べた方がいいと思います。スパイクタンパク、酸化グラフェン、元ファイザー副社長の発言、元ファイザーの研究者がEUに中止の嘆願書提出など。
  • 入院五日目 - 森の奥へ

    窓がないので青空は見えませんが、多分今日一日も、とても天気良かったんでしょうね。 昨日の夜から時々ひどく咳き込むことがあって困っています。咳き込むと手術痕が痛みます。マスクをつけていれば加湿効果で治るかと思いましたが、ダメでした。 家から咳止めの薬を持ってきてもらって飲みましたが、すぐには効いてきません。咳を我慢しようとして、でも堪えきれずに咳き込んでしまうと、悲鳴のような引きつった声が漏れます。腹部に激痛が走ります。 でも、咳が出る以外は順調に回復していると思います。 今日はTwitterとブログ巡り。長らく訪問していなかった方のところを回りました。 今日できるようになったこと。 朝(薄いトースト2枚、温野菜、オレンジ2切れ)完できました。 でも、昼と夜のお粥は残しました。 朝後、病棟内を点滴スタンドを杖代わりに、一人で散歩できました。 咳止めの薬を持ってきてくれた家族とナースステ

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    ArtStone 2021/08/02
  • 入院四日目かな? - 森の奥へ

    こんにちは。お騒がせしています(^_^; いろいろご心配いただきありがとうございます。手術は無事終わりました。 手術は9時過ぎから14時過ぎまで約5時間の予定でした。手術台に横になり、酸素マスクをつけられて麻酔が入ってくるのを感じると、頭がぼんやりし始めました。テレビで観る手術室のセットそのままの機器類や煌々と手術台を照らす照明が霞んでいきました。 次の瞬間、薄暗いICUのベッドでわたしは目を覚ましました。何時間経ったでしょう。その日の夕方か、深夜か。 手術うまくいきましたからね、と言う執刀のドクターの声や、頑張ったね、と言う奥さんの声が、眠っている間に聞こえたような気もしますが、曖昧です。 麻酔が切れたあとが大変でした。手術の痛みではなく、ベッドに体を固定されていることの窮屈さ。そして何より、痰が喉を塞いで息苦しくてたまりませんでした。必死で、文字通りけっこう必死で、ナースコールのボタン

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    ArtStone 2021/08/01