西田宗千佳の ― RandomTracking ― 松下の“ミスターBD”小塚氏が語る「Blu-rayの現状」 −AVCRECなど新採用も「映画のため」は揺るがず CEATEC1日目、BDAブースで開かれた会見で、松下電器産業 蓄積デバイス事業戦略室の小塚雅之室長が放った一言が話題となった。 「本当に日本でHD DVDは売っているんですか?」 現状で、日本での販売実績がBlu-ray Discにとって圧倒的にということを示してのものだが、非常に大胆な発言だ。その言葉の真意はどこにあるのか? また、現在BDが置かれている状況をどう見ているのか? BD規格策定のキーマンでもある、小塚氏本人の口から語ってもらった。 ■ 「9:1」の現状を強調 HD DVD対BDは「パーツ屋」対「家電屋」? −まずは、初日の会見のコメントですが、実に大胆な一言でした。 小塚:去年のCEAT