日本サッカーも「チェンジ」が必要 【金子達仁】2009年01月22日 先週末、愛知県刈谷市でJFLの合同トライアウトが開催された。J1、J2の選手はもちろんのこと、ブラジルやアフリカからの参加者がいたのには驚かされた。 だが、集団でやってきた韓国の選手たちには、驚きを通り越してショックさえ覚えてしまった。人数に、ではない。彼らの見せたサッカーに、である。 はるばる日本までやってきた彼らは、決して韓国サッカー界のエリートではない。無名の大学に在学中の選手、アマチュアチームでプレーする選手などが、ウォン安の影響もあるのだろう、日本の3部リーグのトライアウトにやってきたのである。 だが、彼らは同じくエリートではない日本のサッカー選手と、決定的に違っているところがあった。 変えられる、のである。 一応、試合形式はとっているものの、選手にとってのトライアウトとは、自己アピールの場でしかない。要は、