日本中を熱狂させた第2回ワールドベースボールクラシック(WBC)も終わり、その野球熱の冷めやらぬうちに4月3日に開幕を迎える日本プロ野球。年々、下降の線をたどるプロ野球人気の低迷に歯止めをかけようと、各球団がさまざまな改革を行っている。そんな中、昨季4年ぶりに日本一に輝いた埼玉西武にも2つの大きな変革があった。 まずは、レオのマークで親しまれた帽子を含め、ライオンズブルーのユニホームを一新した。球団史60シーズン目を迎えることしから、伝統を築き上げた西鉄の「黒」と西武の「青」が融合し、「レジェンドブルー」なる青を基調としたシンプルなデザインに変更された。それに加えて、襟裏には13回の日本一制覇を表す13個の星を刺しゅうするなど細部にもこだわりが見られる。昨シーズンは就任1年目にして、日本一、アジア一にチームを導いた渡辺久信監督は「今までのライオンズの歴史と現在のライオンズが融合したことの