世耕官房副長官は記者会見で、先にドイツで開かれた講演会で、安倍総理大臣の靖国神社参拝を巡って、日本の総領事と中国大使が論争したことを明らかにし、中国大使は中国独自の主張を宣伝する意図を持っていたと批判しました。 この中で世耕官房副長官は、今月15日にドイツのミュンヘンで行われた講演会で、安倍総理大臣の靖国神社参拝を巡って、日本のミュンヘン総領事とドイツ駐在の中国大使との間で論争があったことを明らかにしました。 これについて、世耕氏は「中国大使が誤った認識で批判したため、日本の総領事は靖国神社参拝の意図や戦後の日本の平和国家としての歩みを説明し、逆に中国の軍事費増加などの意図について質問した」と述べました。 そのうえで、世耕氏は「中国大使は質問に正面から答えることなく、新たに尖閣諸島を巡って日本批判を展開したが、日本の総領事は、1人1回しか質問ができなかったことから、不満の意を表すために途中