内戦が続くシリアで過激派組織IS=イスラミックステートを対象に空爆を行っているとするロシア軍は、シリア国内の空軍基地を、NHKなど外国のメディアに初めて公開し、ロシアがISへの対応で重要な役割を果たしていることをアピールしました。 こうしたなか、ロシア軍は、空爆の拠点としているシリア北西部ラタキア郊外の空軍基地を、このほどNHKなど外国のメディアに初めて公開しました。 基地には、新型の爆撃機や、軍用ヘリコプターなど、およそ50機が配備され、整備の状況を確認したり爆弾を装着したりする作業が行われていました。 また、昼夜を問わず、次々に爆撃機が離着陸していました。 基地には、ロシア軍兵士およそ1500人が駐留し、冷房つきの簡易宿舎や食堂などの施設も整備されています。 ロシア国防省の報道官は、「アサド政権側との情報交換や、偵察などによって、テロリストの拠点だと100%の確証を得てから空爆を行って