首相として41年ぶりの歴史的なイラン訪問から帰国した安倍晋三首相。中東の緊張緩和を目指したが、イラン側から米国との対話に前向きな姿勢は引き出せなかった。さらに逆にホルムズ海峡付近で日本の海運会社運航のタンカーが攻撃され、緊張が高まる事態に。中東外交の難しさが浮き彫りになった形だが、実は訪問前から日本政府関係者の間では「二つのリスク」がささやかれていた。【秋山信一】
Published 2019/06/14 18:45 (JST) Updated 2019/06/16 01:58 (JST) 明治大で講演する「香港衆志」のメンバーの周庭さん(左)=2019年6月12日、東京都千代田区 香港の立法会周辺でデモ隊(手前)と衝突する警官隊=6月12日(共同) 大陸からの〝締め付け〟に怒る香港市民の大規模デモは今週、日本でも大いに注目を集めた。このタイミングで来日したのは2014年の香港民主化デモ「雨傘運動」を主導したメンバーの一人、「民主の女神」とも称される周庭(アグネス・チョウ)さん(22)だ。中国本土に容疑者を移送できる「逃亡犯条例」改正案の成立を目指す香港政府に撤回を訴えて、都内の日本記者クラブ、大学で香港の現状を語り、メディアの個別取材にも次々と対応して再び香港に戻る。 「中国共産党は好ましくない人物を恣意的に逮捕、拘束してきた」「可決されれば、香港
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