札幌・真駒内メガソーラー 着工めど立たず 住民が電磁波懸念 (03/12 06:20) 定例札幌市議会は11日、予算特別委員会で2014年度各会計予算案に対する質疑を続けた。市環境局は、プリンスホテル(東京)が昨年10月に北海道・札幌市南区の真駒内スキー場跡地で建設工事を始める予定だった大規模太陽光発電所(メガソーラー)について、住民の反対で着工のめどが立っていないことを明らかにした。 メガソーラーは、約2・8ヘクタールの敷地に太陽光パネルを3750枚設置する計画で、発電容量は1090キロワット。一部住民から発電設備から出る電磁波による健康被害を懸念する声が上がり、話し合いを続けているという。堀川素人氏(改革)への答弁。 同社は「住民の方々に誠実に対応し、理解を得た上で着工したい」(管理部)としている。 <北海道新聞3月12日朝刊地方版掲載> 前の記事 次の記事