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2008年11月21日のブックマーク (1件)

  • 「話らしい話のない話」の話 - 銀色のホットカルピス

    以下は、『プレーンソング』エントリー後、頭の中を整理するために書いた部分が大きい文章です。あのとき「この小説はとても心地よくて、この心地よさは、私にはどこか、もどかしい」と感じた理由が自分なりにわかったので、ここに残そうと思います*1。 はじめに。私の読書体験の初めにあるのは講談社なかよしの少女漫画。私の読書体験の初めにあるのは推理小説*2。私が好きなのは村山由佳。私の大学での専攻は歴史。そんなことを前提に、読んでいただけるとうれしいです。 山・オチ・意味*3「話らしい話のない話は話として成立するか」こと、小説の場合。 『プレーンソング』を読んで、これといったあらすじの無さに、心地よさと、不完全燃焼さを、同時に感じました。部分部分のフレーズはとても好きで、登場人物もとても好きなのに、なんだろうこの気分は、と思いました。「好みの問題なんだろうな」というのが結論の一つです。冒頭に羅列したように

    Asay
    Asay 2008/11/21
    きっかけエントリになってた。どうして自分はこの本が好きなのかを、「どうして気に食わないのか」という視点から解説してもらえた気分。