6月10日、秋田県鹿角市のタケノコ採り現場で、4人目の遺体を捜索している時に見つかったメスグマが、猟友会の人達に即射殺されました。(熊森、厳重抗議) 熊森は、このクマがどういう罪状で射殺されたのか、行政にたずねてみました。竹やぶの中の遺体現場の近くにいたということでした。クマの餌場に人間が入って行ったのですから、そこにクマがいて当然です。遺体を解剖した結果、ほとんどの胃内容はタケノコだったそうですが、人肉も入っていたということです。このクマは、殺しておかねばならない人食いグマなのでしょうか。人間の味を知り人間を襲うようになる恐ろしいクマなのでしょうか。 死体を食べる野生動物に関して、熊森が知り得た事実をお話しします。 兵庫県では、毎年大量のシカが有害獣として殺され、山に放置されています。1週間もすれば完全に消えています。シカの新しい死体があったので、自動撮影カメラを設置してみました。もちろ