秋田県でクマに襲われたと見られる4人の遺体が見つかった事件に関して、鹿角市十和田大湯の山林で6月10日に射殺されたクマの胃から、人体の一部が見つかった。 一連の被害はこのクマによる可能性が浮上している。
秋田県でクマに襲われたと見られる4人の遺体が見つかった事件に関して、鹿角市十和田大湯の山林で6月10日に射殺されたクマの胃から、人体の一部が見つかった。 一連の被害はこのクマによる可能性が浮上している。
地元猟友会メンバーに駆除されたメスのクマ=秋田県鹿角市十和田大湯で2016年6月10日午後3時47分、田村彦志撮影 秋田県でクマに襲われたとみられる遺体が相次いで発見されている。森林総合研究所の大西尚樹研究調査官は「ツキノワグマにとって人間は大型哺乳類で、意図的に襲うことはなく、防衛本能として襲うことがほとんど。しかし、今回は限られたエリアで連続して起こっていることから考えると、推測だが同一個体が意図的に人間を襲っている可能性がある。現場に残っている毛などを採取し、個体…
2016年5月から6月にかけてニュースを賑わしている、秋田県鹿角市から青森県境周辺でのツキノワグマによる人身被害事故について、6月15日現在での状況を一旦まとめるとともに、報道や関連団体等の意見について思うところを書いてみます。 当事故によるクマ出没・被害はまだ収束していません。出没情報のある山林には絶対に立ち入らないようにしてください。 もくじ 事故の経過まとめ 日本ツキノワグマ研究所の主張 日本熊森協会の主張 事故を通じて、僕の雑感 事故の経過まとめ 秋田県の地域新聞、秋田魁新報「さきがけWeb」より、"キーワード:クマ被害|秋田魁新報電子版"から関連記事を抜粋し、その他の報道と照らし合わせて情報を補完しました。6月15日現在、秋田県鹿角市周辺ではツキノワグマによる人身被害として4名の死者、1名の怪我人が出ています。 なお、被害が収束していないこと等を鑑み、被害者に関する情報は最低限と
秋田県鹿角市の山林で4人が相次いでクマに襲われた事故で、4人目の女性が襲われた現場近くで射殺したクマを県などが13日に解剖したところ、胃の中から人の体の一部が見つかった。 専門家は「本来、人を食べないツキノワグマが、人を食べ物として認識した」と指摘。地元自治体は、山林内でも人を襲ったクマはすぐに駆除するなど、人里での対応に重点を置いてきた従来のクマ対策を見直す検討を始めた。 解剖されたクマは10日、青森県十和田市の女性(当時74歳)が倒れていた鹿角市十和田大湯の現場近くで、猟友会員が射殺した。体長約1メートル30の雌で、年齢は6~7歳。秋田県自然保護課などによると、クマの胃からは大量のタケノコと共に人の肉片なども見つかった。
秋田県鹿角市十和田大湯の山林で男女4人が相次いでクマに襲われて死亡したとみられる事故。クマ1頭が駆除されて一夜明けた11日、現場周辺は普段の静けさを取り戻した。ただ、依然として入山者は途切れず、新たな被害のおそれが消えたわけではない。鹿角署などは引き続き注意を呼びかけている。 午前5時過ぎ、田代平(たしろたい)地区には青森県十和田市から訪れた夫婦の姿があった。10日に自営業の女性(74)が遺体で見つかった地点から約500メートル南東。5年ほど前からタケノコ採りによく訪れるという。 夫(80)は「クマには出くわしたことがない。もしも見たら、怖いけどぶつかっていく」と笑った。妻(75)は「腰を抜かしそう」。2人は連れ立って「入山禁止」の看板がある私有林に入った。
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