森とシカtoオオカミⅡ 【狼と森の研究所】 日本の森では、オオカミが絶滅した時に、生態系の最も重要な機能が失われました。100年後の今、その影響が顕著になり、森が死んでいます。 生態系に欠かせないオオカミを復活させることは、死んだ森に生命を吹き込む作業です。 米田政明「知床に再導入したオオカミを管理できるか」 http://114.183.57.232/_media/shuppan/kempo/2701s_yoneda.pdf オオカミ再導入への反論の根拠として、よく引きあいに出される論説であるが、2006年発表である。 博物館の紀要であるこの「研究報告」は、レフェリーの審査を経るような学術論文ではない。博物館の所在地である斜里町や知床を中心とする北海道、主にオホーツク海側の自然などに関する論説を、ジャンルを限らず集めたもので、内容は博物館学芸員が全員で確認し、掲載の可否を判断するとのこと