けもフレ8話「ぺぱぷらいぶ」、ぼくは初見のとき「今回はいまいちだな……」と感じた。ペパプのペンギンたちはあまりに人間的すぎるようにみえるし、かばんもたいして活躍しない。けものフレンズ本来の面白さをみうしなってるんじゃないの?なんて考えていたのだ。ところが見直しているうちに完全に感想が変わった。この回はすごい。どうすごいかを説明しよう。 8話の最重要ポイントは、「プリンセスはなぜ、自分が先代・先々代のペンギンアイドルにはいなかったロイヤルペンギンであることを気にかけているのか」だ。ここが理解できないと、プリンセスがどうでもいいことでへそを曲げているようにしかみえない。よってプリンセスの復活劇にもさほど関心をもてなくなってしまう。 プリンセスの苦悩を理解するには、フレンズたちにとってアイドルとはなにか、ということを理解しなければならない。マーゲイはプリンセスの功績をたたえ「アイドルという概念を
![けものフレンズ8話で、なぜかばんちゃんは活躍しないのか|しんかい37(山川賢一)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a606f029ec3ce9a7f9c4b6966855d8b8bc09f09c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F1570737%2Fprofile_75296916e1851316bee8bbeec29ae515.jpg%3Ffit%3Dbounds%26format%3Djpeg%26quality%3D85%26width%3D330)