ソフトウェア開発の不朽のバイブルのひとつ コード・コンプリート。「エンジニア・プログラマー向けお勧め書籍X選」系の記事や業界の一線で活躍している方のインタビューや影響を受けた本・おすすめ本などで必ずと言っていいほど出てくる頻出の名著ですが、1ヶ月ぐらいかかってようやく読み終わったので感想など書いてみます。 著者のスティーブ・マコネル氏はアメリカのシアトル大で修士号を取得したりMicrosoftやボーイングでも働いていたソフトウェア工学の第一人者。初版が出たのが1993年、オブジェクト指向の考え方が入った第2版がその10年後、日本語版の2版が出たのが2005年。上巻が460P、下巻が360P余りと合計1000ページを超える(!)、手持ち武器に使えそうな分厚い本です。 CODE COMPLETE 第2版 上 完全なプログラミングを目指して 作者:スティーブ マコネル発売日: 2005/03/2