南オーストラリア、アデレードの郊外にある小さき町、クーバー・ピディ。この町では人々が荒野にぽっかり開いた穴倉の中で暮らしているというリアル・アンダーグラウンドタウン。「クーバー・ピディ(Coober Pedy)の名の由来は、アボリジニの言葉で「地面にあいた白人達の穴」という意味から来ているのだそうで、20世紀始めにオパールが発見されてから、各国から移民たちが一攫千金を目指して集まってきたアウトバック・タウンでもあるんだ。 オパール採掘の為に掘った穴を有効利用して作り上げられた居住空間には、住居のみならず、教会、本屋、パブ、カフェ。旅行者が宿泊するホテルもあるという。