電波の通信が途切れ、衛星の状態が確認できなくなったエックス線天文衛星「ひとみ」について、宇宙空間をレーダーで監視している米戦略軍統合宇宙運用センターは27日、衛星の周辺に5個の物体があるのを確認したと、ツイッターで発表した。ひとみの一部が分解した可能性もあるとみて、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が確認を急いでいる。 【写真特集】H2Aロケット打ち上げ成功 「アストロH」軌道投入 JAXAによると、米戦略軍が日本時間26日午後5時20分にひとみの周辺に複数の物体を確認して以降も、JAXAは同日午後11時39分と27日午前1時21分の2回、それぞれ3~4分間ひとみからの電波を受信できたが、姿勢や状態を示すデータは取得できなかった。米戦略軍からの情報提供では、ひとみは高度575キロの予定周回軌道より高度が下がってきていたという。 JAXAの的川泰宣名誉教授によると、米国のレーダーは約10セ
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