アメリカのトランプ大統領は先日、日本で米国車が売れないのは、米国車を市場から締め出すために、日本が不合理な検査基準を押し付けているせいだと主張した。それを強調するために、「ボウリングの玉をボンネットに落とし、少しでもへこんだら不合格にする」という“ジョーク”まで繰り出した。 米国車が日本で売れないのは本当に日本のアンフェアな貿易政策のせいなのか? このトランプ発言を受け、複数の米メディアが、検証記事を掲載している。その多くがトランプ大統領の主張には懐疑的だ。米国車が売れない本当の理由は、日本の消費者の傾向そのものや米国車ディーラーの努力不足にあるという見解を示している。 ◆日本は米国車に関税なし、米では日本車に関税課す トランプ大統領は、資金集めの集会で行ったスピーチの中で、「日本では、ボウリングの球を20フィート(約6メートル)上から車のボンネットに落とす」「ボンネットがへこんだら検査を
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