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2008年11月10日のブックマーク (1件)

  • やさしい解説

    ニュートリノっていうのはとっても不思議な粒子。 宇宙には数え切れないくらい一杯お星様がある。その全部のお星様を、分子から原子、原子から素粒子、と究極までバラバラの粒子にして数えると、ものすごい数になる。でも、ニュートリノは、その1億倍もあるんだよ。この宇宙は、当はお星様でなくてニュートリノで一杯なんだ。 宇宙にこんなに一杯あるのにまだ良く分かっていないから、ニュートリノを調べることはとっても大事。だって一杯あるもののことが分からなかったら、宇宙のことも物質のことも分かったことにはならないでしょ。 もともとニュートリノは、1930年にオーストリアのパウリという学者が「ものすごく小さくて電気を帯びていない粒子があれば、物理学のつじつまが合うのだけれど」と、仮に考えた粒子。その考えがとても魅力的だったので科学者はニュートリノの存在を信じたけれど、物が見つかったのは1956年のことだった。