愛知県の大村秀章知事は23日の記者会見で、各市町村が小中学校の設備整備をする際に国に申請する「学校施設環境改善交付金」について、今年度に空調設備の申請をした県内67校は1校も認められなかったと明かした。特別支援学校は豊田市の1校が採択された。 同交付金は、市町村が学校に空調設置や校舎の耐震工事、トイレの洋式化などを行う際、国が費用の約3分の1を補助するもの。大村知事は交付…
財政難で自治体の設置率にばらつき しかし、一番大きな理由は、やはり財政的な問題といわれています。そもそも、公立小中学校のエアコン設置率は地域によって大きく違います。 都道府県別にみると、設置率が高いのは東京都の99.9%をはじめ、香川県81.0%、神奈川県71.3%、京都府68.1%、沖縄県67.9%などで、低いのは北海道0.5%、秋田県1.1%、青森県と岩手県の2.0%、宮城県5.0%などです。この違いは気候の問題だけではありません。たとえば、2007年に観測史上最高の気温40.9度を記録した多治見市のある岐阜県の設置率は18.6%にすぎず、同じ四国地方でも、香川県の設置率が81.0%なのに対して、愛媛県4.6%、徳島県25.5%、高知県13.8%とばらつきがあります。教育予算の配分方針に加え、市町村の財政力がエアコン設置率の違いとなって表れているともいえます。 所沢市の住民投票の背景に
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