アフリカ、ウガンダ西部のキャマジャカ村。チンパンジーの群れが、空き家の窓に映る自分たちの姿を見つめる。この家に住んでいたセマタ家の息子は2014年7月にチンパンジーに殺され、一家は村を去った。(PHOTOGRAPHS BY RONAN DONOVAN) ンテゲカ・セマタの家族の暮らしは、ただでさえ苦しかった。アフリカ、ウガンダ西部の山の尾根に沿った小さな土地で、自分たちが食べる分と、わずかな現金収入を得るための作物を育てるのがやっとだった。なのにそのうえ、腹をすかせたチンパンジーの群れに、食料や身の安全さえも脅かされていた。 ギャラリー:チンパンジーとの対立深まるウガンダの住民 チンパンジーはその1、2年前から人家の近くに来るようになっていた。セマタ家が暮らすキャマジャカ村をうろついては、バナナやマンゴー、パパイアなどを探し回り、食べあさった。 だが2014年7月20日、悩みの種は恐怖へと
By Wandering Panda 「今日のランチはどのメニューにするか」といった日常的なものから「自分はどんな職業に就くのか」「この相手と結婚してよいのだろうか」など、人間は人生のさまざまな時点でさまざまなレベルの意志決定を行いながら生きています。判断の際にはいろいろな要因が重なり、その中でもベストと思う選択を行うわけですが、時に人は理屈に合わない非合理的な判断を下すことがあるものです。デューク大学のChristopher Krupenye氏らによる研究では、そのような非合理的な判断は人間特有のものではなく、類人猿の間にも存在していることが明らかにされており、実は生物としての深い部分にその根源が植え付けられていたことがわかっています。 Bonobos and chimpanzees exhibit human-like framing effects | Biology Letters
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く