日本の昔話を題材にデータサイエンスの効果をアピールするシリーズ記事の一つ。問題になった記事では、赤ずきんが監視カメラの映像から顔識別システムで不審な表情や行動パターンをとっている人物(オオカミ)を特定。犯行予想日に待ち伏せし、オオカミが人を飲み込む前に逮捕する――という内容が描かれている。 Twitterでは「サイエンスが人間と社会の自由を狭めてしまっては本末転倒」「犯罪者みたいな表情をしただけで現行犯逮捕って」など批判の声が上がっていた。 立正大学に非公開化の経緯について尋ねたところ「当該ページは広告としての役割を終え、年度末を機に切替を予定していたが、SNS上で所属学生や教員に言及されている発言も出てきたため、繰り上げて対応した」と説明した。 批判に対しては「Twitterなどで議論されている内容の一部は確認している。一つ一つの意見に対して否定・回答などはしないが、いただいた意見につい
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