特別養子縁組をあっせんする民間団体が、去年、突然、事業を停止して連絡が取れなくなっていることがわかり、東京都が調査に乗り出しました。 「うれしかったのはもちろんですし、ついに報われたじゃないけど、ほっとしたというか」(ベビーライフから受託した人) 神奈川県に住む20代の女性。特別養子縁組で去年6月に生後1か月の男の子を迎えました。特別養子縁組は、生みの親のもとで暮らせなくなった子どもを、育ての親に託して、戸籍上も実の親子となる制度です。しかし、その後すぐに問題が。この特別養子縁組のあっせんをしていた一般社団法人「ベビーライフ」が去年7月、突然、事業を停止したといいます。 「(子どもを預かって)10日後ということになりますかね。去年6月20日に(子どもが)家に来て、7月1日が最後だったので、約10日くらいで連絡が取れなくなってしまった。養父母が分かっていないものを、子どもに伝えることは現状で