ロシアによるウクライナ侵攻に対して講じられた一連の制裁措置は、通貨ルーブルの相場暴落や貿易の混乱を招いており、同国は今世紀最大規模のインフレ高進に向かっている。 2月下旬に軍事侵攻が始まり、3月4日までの1週間で国内新車価格は17%強、テレビも15%急騰。一部の薬や野菜類は5-7%値上がりした。 ロシア連邦統計局の9日の発表によれば、この期間のインフレ率は全体で2.2%に達した。週単位ではデータを収集し始めた2008年以降最も急激な上昇であり、これまでの記録の2倍超となる。ロシア経済発展省によると、年率換算で見たインフレ率は4日時点で10.4%。 Inflation Shock Cars, TVs and food saw the biggest price rises after the ruble collapsed