アメリカ海兵隊などで常にアメリカの敵に備えて警戒態勢を整えておくための戒めとして用いられる格言である。 もちろん、できうるならば地政学的(というよりは自然地理的)に「敵」としてはならない「自然な同盟相手(natural ally)」というものも存在する。太平洋を隔てて“隣接”するシーパワーである日本(現状では不完全なシーパワーであるが)と米国、そして大西洋を挟んで隣接するシーパワーの米国と英国などは“natural ally”の典型例である。 このような“natural ally”としての日米同盟を実質的に強化し、永続的な同盟関係を維持しなければならないと考える戦略家はアメリカ海軍や海兵隊には少なくない。しかしながら、米国財政削減による実質的な軍事力の低下や、尖閣諸島を中心とした中国と日本による東シナ海支配権を巡る対立の表面化以降、日米同盟の現状維持あるいは強化に関して疑問を呈する戦略家や
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く