1965年生まれ。91年、朝日新聞入社。瀬戸通信局長、政治部員、全米民主主義基金(NED)客員研究員、ソウル支局長などを経て、19年4月、編集委員、21年4月、外交専門記者、22年7月から広島大客員教授を兼任。朝鮮半島問題、安全保障問題を専門にする。著書に「絶望の韓国」(文春新書)、「ルポ金正恩とトランプ」(朝日新聞出版)など。 DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 与党が180議席獲得の圧勝 コロナ封じで日米と明暗 世界各国で新型コロナウイルス問題が吹き荒れるなか行われた韓国の総選挙は、文在寅政権を支える与党の大勝という結果になった。 「共に民主党」と、大政党には比例区の議席配分が不利になる新たな選挙法に対応するため、比例区用に結党した政党、「共に市民党」が定数30