韓国と台湾、香港の子どもたちを招いた恒例のキッズダンスコンテストが3日、熊本市の熊本テルサであった。日韓関係の悪化の影響で、全国でイベントの中止などが相次ぐ中、参加した子どもたちは普段と変わらぬ笑顔で国際交流を楽しんだ。 イベントは若手経営者らでつくる「くまもと21の会」などが毎年開いており、7回目。今年は韓国からの5チーム19人を含めた約140人が、ヒップホップやチアダンスなど多彩な踊りで会場を沸かせた。 民族舞踊をアレンジした踊りを披露した韓国の李采暻[リチェキョン]さん(11)は「練習通りにできて満足。日本の子どもたちのダンスもすごく上手で、勉強になった」と笑顔を見せた。 当初、韓国からは6チームが参加予定だったが、先月、1チームからキャンセルの連絡があった。同会の成尾政一郎会長は「韓国の子らが来てくれるか心配したが、大勢参加してくれて安心した。日韓の政治的な状況は子どもたちの友情に