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2011年12月26日のブックマーク (2件)

  • 対等な関係は難しい - レジデント初期研修用資料

    白い巨塔という医学小説は、主人公たる財前は悪役として、財前を告発した患者さん家族の味方となった里見は正義として描かれるけれど、あの物語において、財前はむしろ被害者であって、当の悪役は里見なのではないかと思う。 対等と正義は相性が悪い 物語の序盤、財前は、手術した患者さんの肺転移を見逃す。まわりはそれに気がつきつつ、誰もそれを財前に進言できないままに状態は悪化する。里見もまた、財前に「これは肺転移だ」と進言したはずだけれど、結局生検は行われることなく、患者さんは亡くなってしまう。 患者さんの経過において、もちろん責任者は主治医であった財前なのだけれど、肺転移した胃癌に対して、昭和40年代の医療でできることはほとんど無かっただろうから、患者さんは結局亡くなってしまうであろうとはいえ、訴訟を回避できた可能性は無数にあって、「正義の人」である里見があの場所にいたことが、そうした可能性を閉ざしてし

    BIFF
    BIFF 2011/12/26
    「悪」を告発し裁く「正義」というイメージは、恐らく一般的なんだろう。日本で「正義」が不粋なものとして嫌われたり、「正義」の反対が「別の正義」であることが理解されにくい素地ではある。
  • ヤフオク!

    BIFF
    BIFF 2011/12/26
    「例解国語辞典」オークション15550円で終了。箱なしでも、この値段。全国の本棚に眠っている「例解国語辞典」は捨てないでオークションに出して!初版か2版が出れば、拙者ももう一冊欲しい。