愛知県幸田町坂崎、農業斎藤茂晴さん(54)が自分の水田で珍しい青色のアマガエルを見つけ、23日、町役場に届けた。 このアマガエルは22日午後、斎藤さんがコンバインで稲刈りをして、稲穂の間から飛び出したのに気づき、捕まえたという。斎藤さんは、「青いザリガニは見たことがあるが、こんな色のカエルは初めて。そばに神社があり、神さまの仕えのカエルかな」と驚いている。 東山動植物園(名古屋市)の話では、黄色の色素が足りない遺伝子を持ったニホンアマガエルではないかという。
菊池寛の『父帰る』(1917年発表)という戯曲をご存じだろうか。妻子を捨てて情婦と出奔した父親が、20年後に落ちぶれて帰ってきたために、家族一人ひとりに生じる複雑な心情を描いた作品である。母親と次男は父を迎え入れようとするが、家族の父親代わりでさんざん苦労をしてきた長男は父親を拒絶する。消沈して再び家から去ろうとする父親の独白にこんな一節がある。 「夜になると毎晩家の前で立っていたんぢゃが敷居が高うてはいれなかったのぢゃ……併(しか)しやっぱり這入(はい)らん方がよかった。」 まくらが長くなってしまったが、何を言いたかったのかというと、父親のせりふの中にある「敷居が高い」という慣用句に注目していただきたかったのである。 この父親が言う「敷居が高い」は、自分の家族を捨てるという非道なことをしたため、家に入りにくい状態であることを語っている。「敷居が高い」とはこの父親の言うように、「
本当に読んでから批判してる!?「はだしのゲン」問題を批判する新聞社はこの残虐シーンを紙面に載せられますか 漫画「はだしのゲン」が問題になっている。松江市教育委員会が「はだしのゲン」を市内の小・中学校の図書室で子どもが自由に読むことができなくするよう学校側に求めていたことについて、朝日新聞など全国紙が社説で批判しているのだ。 その批判の論拠として、「はだしのゲン」が各国で翻訳されていること、過度な規制が表現の自由の侵害にもなることをあげている。 筆者も時間がたっぷりある夏休みの中、「はだしのゲン」を読んでみた。漫画は書庫のスペースを食うのであまり歓迎ではないのが、今は電子ブックがあるのでその心配も無用だ。 それにしても、新聞の社説で批判している論説委員の方々は、ほんとうに「はだしのゲン」を読んだのだろうか、読んでいるうちに心配になってきた。 少年誌連載だった第1部はすばらしかったが そもそも
葬儀費用において香典返しは、最近の「その場(即)返し」は葬儀費用に含めることが可能だろうが、三十五日や四十九日を期した「忌明返し」は葬儀費用とは別途と考えられてきた。少なくとも税務上は「忌明返し」は葬儀の費用とは別途と解釈されている。だが、最近は葬儀の「総費用」という概念から「忌明返し」も葬儀の際の香典に対する返礼であるとして、消費経済的には「香典返し」として葬儀費用に算入する考えが優勢になっている。 こうした事情を背景に、少し葬儀における贈与交換について考えてみたい。 「贈与」と「交換」は本来は違った概念である。「贈与」は一方的に財を他へ移転するもの。「交換」は一方の財を他の財に移し変えるものである。交換は市場経済を考えるとわかりやすい。Aという商品を手に入れるためにその価値に見合った金額を支払う。貨幣経済が発達する以前は物々交換が行われた。だが、贈与は交換と無関係かというとそうではない
誰かがミスをすると私たちは腹が立ち、怒鳴ることもあります。怒る理由はミスをした人の行動を変えたいためです。しかし、いくら怒っても彼らの行動は変わらないどころか、反抗的になることさえあります。 100万人以上のメンバーが所属する非営利政治活動グループ「Demand Progress」の設立者で代表のAaron Swartz氏は、「重要なのは人間を変えることではなく、仕組み(システム)を変えること」と述べています。 今回はSwartz氏が米・ゼネラルモーターズ社(以下、GM)の事例をもとに「史上最悪の工場を変えたシンプルな教え」について語ります。 米・ゼネラルモーターズ社の実験 米・カリフォルニア州フリーモントにあるGMの工場は最悪の状態でした。当時の労働組合長は「戦いの毎日でした」と振り返ります。「働いている時間より抗議活動をしている時間の方が長かったのです。ストライキは日常茶飯事で、毎日が
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