ロシア極東のハバロフスクにあるロシア軍の東部軍管区は、13日、NHKの取材に対して、北方領土の択捉島と国後島で軍事演習を開始したことを明らかにしました。 ロシア国防省は、12日から極東サハリン州のクリル諸島で、兵士ら1000人以上が参加し、5機の攻撃用ヘリコプターやおよそ100台の軍用車両を投入した、ここ数年では最大規模となる軍事演習を開始したと発表しましたが、具体的な場所については、明らかにしていませんでした。 これについて、ロシア極東のハバロフスクにある東部軍管区のプレスセンターは、NHKの取材に対して、この訓練は、北方領土の択捉島と国後島で行われていることを明らかにしました。 また、択捉島の13日の新聞では、軍事演習とみられる写真が掲載されているほか、12日から16日にかけて軍事演習が行われているとして、住民に対して、注意を呼びかけているということです。 日本政府は、今月初めロシア軍