中国では19日、旧正月の「春節」を迎え、大気汚染への懸念から花火や爆竹の自粛が呼びかけられるなか、上海では市民が例年より規模を縮小するなどして新年を祝いました。 旧暦に基づいて新年を祝う中国では、旧正月の「春節」を花火や爆竹で祝うのが伝統となっていて、上海では、春節を迎えた午前0時に市民が花火を打ち上げたり爆竹を鳴らしたりして新しい年を祝いました。 ただ中国では深刻な大気汚染への懸念から、ここ数年、花火や爆竹を自粛する動きが広がっており、上海市はことしは、花火や爆竹を使用できる場所を縮小したほか、販売量を去年の半分にするよう呼びかけました。 当局によりますと、上海では大気汚染物質PM2.5の1立方メートル当たりの濃度が現地時間の午前1時には66マイクログラムと比較的よい状態でしたが、北京中心部では午前0時から午前1時までの1時間で倍に増えて403マイクログラムを記録し、中国政府が定める基準
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