日本政府は、ミャンマーからバングラデシュに避難しているロヒンギャ難民への支援として、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に3億9,100万円(約290万米ドル)の無償資金協力を決定しました。 今回の日本の協力を通じて、UNHCRはコックスバザールとバシャンチャール島に避難しているロヒンギャ難民の命を守るための人道支援と保護を強化します。 UNHCRは日本の寛大な支援を受けて、コックスバザールでは、シェルターと非食料援助物資(スリーピングマット、毛布、石けんなど)の提供を続けることができます。さらに、シェルターをはじめ、排水管、橋、道路、階段、擁壁、斜面などのインフラの修繕も実施予定です。 バシャンチャール島では、コミュニティ主導のプロジェクトの実施、障がい者のサービスへのアクセス改善など、難民保護を強化するための活動を行います。 2017年8月に緊急事態が起こってから、日本はバングラデシ
ドナルド・トランプ米大統領は、さまざまな国際機関の機能を阻害してきたことで、しばしば激しく非難されてきた。しかし、国際連合(UN)のような機関は、自らの信用を傷つけている。先週の国連人権理事会(UNHRC)の選挙を見てみるがいい。 13日の選挙では、キューバ、ロシア、中国が47カ国で構成される人権理事会のメンバーに選ばれた。そう、現在の3大人権侵害国だ。新たに選出されたメンバーは、ベネズエラやエリトリアなど現メンバーとともに、「世界中のすべての人権の強化、保護に責任を持つ」ことになる。非政府組織のUNウオッチによれば、人権理事会メンバーの51%は現在「自由な民主主義の最低限の基準すら満たしていない」という。この立派な新メンバーの加入により、この比率は60%に高まることになる。 キューバは何十年にもわたって、政治犯収容所のようになっている。ロシアは最近、反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏
コンゴ(当時のザイール)の難民キャンプから国連の助けで母国に帰還するルワンダ難民(1996年11月19日) REUTERS <10月末に亡くなった緒方貞子は、日本人初、女性初、学者初の国連難民高等弁務官で、人道支援に尽力した。だが一方で彼女は失敗も犯し、「裏切り者」と呼ばれたことも直視しなければ、世界の難民を保護することはできない> 10月29日、元国連難民高等弁務官の緒方貞子さんの訃報が伝えられた。直後には、各メディアからの「難民保護や支援に力を尽くした」「現場主義を全うした」「人道主義者」「苦境の人々の命をつないだ」などと高く評価する記事が飛び交った。 特に緒方さんのレガシーとして知られているのは、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)がそれまで関与しなかった国内避難民の保護と支援である。その決断のおかげで、イラクから国境を越境できなかった多くのクルド避難民などの命が助かったと言われる
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