埼玉県の高校生が、乾電池で動く電車がどれだけ長い距離を走れるかの世界記録に挑戦し、電車は秋田県内の23キロ近くの道のりを走りきり、ギネス世界記録に認定されました。 生徒たちは3日、秋田県由利本荘市にある由利高原鉄道の前郷駅で、自分たちが作った乾電池で動く電車がどれだけ長い距離を走れるか挑戦しました。 電車は単1形の乾電池600本を動力にしていて、高校生やギネス記録の公式記録員などおよそ10人を乗せ、時速7キロから10キロほどで走行しました。電車は地元の人たちの声援を受けながら順調に進み、およそ3時間で23キロ近くの道のりを走りきり、ギネス世界記録に認定されました。 川越工業高校の槻木澤拓海さんは「胸がいっぱいです。大変な思いをして準備をしてきたので、感動で泣きそうです」と話していました。