【ニューヨーク共同】ステーキ店チェーン「いきなり!ステーキ」を運営するペッパーフードサービスは14日、ニューヨークにある11店のうち6割超に当たる7店を閉店すると発表した。残る4店のうち2店を業態転換する。ステーキの本場、米国の厚い壁にはね返された形で、いったん事業を縮小して出直しを図る。 ペッパーフードは2017年2月に海外初の「いきなり!ステーキ」をニューヨークに出し、2年足らずで急拡大させた。しかし米国ではステーキは特別な日に食べるというイメージが強く、同社が提案した「ステーキを手軽に楽しむ」という文化は広がらなかった。