大統領選結果をめぐる混乱が続くコートジボワールからの報道によると、同国西部で２４日、大統領の座に居座るバグボ氏側の部隊と、国際社会が当選者と認めるワタラ元首相を支持する同国北部の旧反政府勢力「新勢力」の軍事衝突が起きた。死者数など被害状況は不明。　最大都市アビジャンでは今週、ワタラ氏支持者とバグボ氏側の治安部隊の衝突が続き、数十人が死亡。事実上、２政府が存立する異常事態となり約３カ月になるが、事態打開の見通しは立っておらず、全面的な内戦再開への懸念も出ている。　現地の国連平和維持活動（ＰＫＯ）部隊の報道官は、軍事衝突は停戦合意違反と述べた。ロイター通信によると、昨年末以来、３００人以上が死亡している。（共同）

みんなの党は２５日、子ども手当廃止や国会議員と公務員の人件費削減などで歳出を大幅にカットした平成２３年度予算案と予算関連法案の修正案を発表した。政府案が一般会計総額９２兆４千億円に対し５９兆８千億円の緊縮予算で、国債発行額も政府案の４４兆３千億円に対し１７兆７千億円に縮減した。現行４０％の法人税率を２０％まで引き下げて経済成長を目指す。