ブックマーク / www.t.u-tokyo.ac.jp (2)

  • 量子力学から熱力学第二法則を導出することに成功 | 東京大学工学部

    プレスリリース 研究 2017 2017.09.06 量子力学から熱力学第二法則を導出することに成功 〜「時間の矢」の起源の解明へ大きな一歩〜 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻の伊與田英輝助教、金子和哉大学院生、沙川貴大准教授は、マクロ(巨視的)な世界の基法則で、不可逆な変化に関する熱力学第二法則を、ミクロな世界の基法則である量子力学から、理論的に導出することに成功しました。これは、極微の世界を支配する「量子力学」と、私達の日常を支配する「熱力学」という、二つの大きく隔たった体系を直接に結び付けるものです。研究では、量子多体系の理論に基づき、単一の波動関数(注4)で表される量子力学系において、熱力学第二法則を理論的に導きました。従来の研究とは異なり、カノニカル分布などの統計力学の概念を使うことなく、多体系の量子力学に基づいて第二法則を導出したことが、研究の大きな特徴です。さら

    量子力学から熱力学第二法則を導出することに成功 | 東京大学工学部
    Baatarism
    Baatarism 2017/09/06
  • 東京大学工学部 結晶スポンジ法による極小量化合物のX線結晶構造解析:応用化学専攻 猪熊泰英助教、藤田誠教授

    2013/03/28 単結晶X線構造解析は、分子の構造を正確に決定できる強力な手段として基礎研究から産業界まで多くの分野で利用されています。しかし、この測定手法はサンプルが単結晶でなければ利用できないという大きな弱点がありました。通常、有機化合物の単結晶は再結晶法などにより作製されますが、従来の手法はあらゆる化合物に対し必ず単結晶が得られるわけではなく、油状の化合物や非常に微量のサンプルは、実質的には単結晶を得る手段がありませんでした。 東京大学大学院工学系研究科の藤田教授らは、結晶スポンジと呼ばれる直径約0.5〜1ナノメートル程の穴が無数に空いた結晶材料を使って、その穴の中にわずか数十〜数百ナノグラムの有機化合物を取り込むことで単結晶X線構造解析を行い、サンプルを結晶化することなく分子の結晶構造を得ることに成功しました。この手法を用いれば、従来の方法では結晶化しない化合物でさえも、多くと

    Baatarism
    Baatarism 2013/03/28
    これが実用化できれば、化学の研究に革命を起こせますね。
  • 1