高速道路を走る車の中から詐欺の電話をかける“移動型”特殊詐欺グループの指示役とみられる暴力団員が警視庁に逮捕されました。グループは摘発されないようサービスエリアには寄らず、トイレは車内で済ませるなど、毎日12時間にわたって電話をかけ続けていたということです。 逮捕されたのは指定暴力団・住吉会系の暴力団員 表雅人容疑者(28)で、警視庁によりますと、ことし5月、佐賀県の70代の女性に対し、警察官を装って、「あなたのキャッシュカードが詐欺に使われている」などとうその電話をかけ、現金をだまし取ろうとした詐欺未遂の疑いがもたれています。 表容疑者は指示役とみられ、警視庁は関係先として東京 新宿区にある暴力団事務所を捜索しました。 これまでの調べによりますと、グループは警察に摘発されないよう固定の拠点を持たず、高速道路を車で走りながら詐欺の電話をかけていたとみられています。 全国のホテルを転々としな
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