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  • 吉野家の「牛丼の具3カ月で健康リスクは増えない」は、科学ではない | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 吉野家が9日、牛丼の具の長期摂取調査に関するプレスリリースを出して以降、いろいろなメディアがその内容を報じています。たとえば、朝日新聞は「牛丼、3カ月べ続けたら… 吉野家が研究結果を公表」と書き、フジテレビも「牛丼を3カ月べ続けても健康リスク増加の兆しなし 吉野家HD」と伝えました。 これらの報道、二重に間違っている、と勝手ながら私は思います。一つは、「牛丼」を12週間(3カ月)べ続けたのではなく「牛丼の具」だということ。もう一つは、吉野家のプレスリリースを読む限り、これはまともな研究とは言えず、そもそも報じる価値がない

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  • 山崎製パン カビさせないもう一つの技術 | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 山崎製パン(株)はもう、臭素酸カリウムを使っていない。このことを私は、欄でも書いたし、雑誌の連載記事などでも書いている。しかし、相変わらず間違った情報が多い。最近ではこれ、である。すかさず、産経新聞の平沢裕子記者が『山崎製パン「添加物バッシング」の真相は? カビにくいのは「無菌製造だから」臭素酸カリウムは残留ゼロ&現在使用せず』という記事を出していた。 記事にもあるとおり、山崎製パンは臭素酸カリウムを2014年2月から使用していない。私は、記事にも登場する山崎製パン中央研究所の山田雄司所長に思い切って尋ねたことがある。同社が

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  • 食品表示はこれからどうなる?食品表示基準案のパブコメを出そう(上)―「基準案の構成」「製造所固有記号」

    執筆者 森田 満樹 九州大学農学部卒業後、品会社研究所、業界誌、民間調査会社等を経て、現在はフリーの消費生活コンサルタント、ライター。 品表示・考 森田 満樹 2014年8月4日 月曜日 キーワード:アレルギー 栄養 添加物 農薬 品表示 2015年6月までに施行される品表示法。消費者庁は、具体的な表示ルールを定めた品表示基準(案)を7月7日に公表し、パブリックコメントを募集しています(8月10日まで)。 基準案がこのまま施行されたら、何がどう変わるのでしょうか。まずは、表示事例を作成してみました。消費者庁は品表示基準案の策定にあたって、原則として表示義務の対象範囲については変更しないと説明してきました。ところが、変更点はご覧のとおりちょこちょことたくさんあります。 このまま施行されれば、あまりよく知らないうちに新しい品表示基準案ができてしまうことになりそうです。その内容は、

    食品表示はこれからどうなる?食品表示基準案のパブコメを出そう(上)―「基準案の構成」「製造所固有記号」
  • 「牛乳は危ない」説で気になること

    執筆者 瀬古 博子 消費生活アドバイザー。品安全委員会事務局勤務を経て、現在フーコム・アドバイザリーボードの一員。 今月の質問箱 瀬古 博子 2013年6月20日 木曜日 キーワード:アレルギー メディア 栄養 ある大手投稿サイトでこんな趣旨の投稿をみつけました。 “自分の子どもは牛乳アレルギーではないが、給の牛乳は飲ませていない。かかりつけの小児科医が牛乳は体に悪いと言うからだ。給費から牛乳代を返してもらうには診断書が必要らしいが、他の学校ではどうなのだろうか。” これに対して、多くの意見が寄せられました。大方は「返金はむり」との内容でしたが、「牛乳は体に悪い」、「自分も子どもに飲ませていない」など同調する意見も少なからず出てきたことに驚かされました。 アンチ牛乳派の意見としては、例えば次のようなものがあります。 (1)牛乳のカルシウムは日人には不向きだ (2)牛乳は子牛のための

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  • Ustream中継で、栄養疫学を学ぼう | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 「東京栄養疫学勉強会」の今年度の春季会が6月1日(土)10時半から、お茶の水女子大学で開かれる(勉強会ウェブサイト。配布資料などが公開されている)。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻で、社会予防疫学分野を担当する佐々木敏教授の指導の下、大学院生や栄養行政の担当官などが全国から自主的に集まり学ぶ勉強会だ。受講定員は40人で、1日かけて講義を聴き演習を行う。 昨年度は4回開かれ、今年度はこれが第1回目。とても密度の濃い勉強会で受講希望者が多く、でも、演習もあるので定員を増やすことは難しい。そこで今回、勉強会の前半部分、午

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