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  • 県職労、斎藤知事に辞職申し入れへ 「告発者守られなかった」 文書作成の元県民局長の死亡受け 

    兵庫県の斎藤元彦知事らを告発する文書を作成した元西播磨県民局長の男性(60)が死亡したことを受け、県職員労働組合(県職労、約4千人)は9日までに、斎藤知事に辞職を求める申し入れ書を提出する方針を固めた。公務員の労働組合が、選挙で選ばれた首長に辞職を要求するのは極めて異例。10日午前にも片山安孝副知事に手渡す。 県職労の土取節夫中央執行委員長は「内部告発者が守られなかった。同僚が死亡したのは痛恨の極みで、看過できない。議論はあったが県職員の思いとして、知事の辞職という重い決断を求めていく」と話している。 男性は3月中旬に斎藤知事による職員へのパワハラなど7項目の疑惑を記した匿名文書を作成し、報道機関などに配布。今月19日に開かれる県議会の調査特別委員会(百条委員会)に出席し、文書内容の真偽について尋問を受ける予定だったが、7日夜に姫路市内で亡くなっているのが見つかった。自死とみられる。関係者

    県職労、斎藤知事に辞職申し入れへ 「告発者守られなかった」 文書作成の元県民局長の死亡受け 
  • 車の自動ブレーキを試そうとして止まれず…友人2人をはねた67歳男を逮捕 兵庫・神河町

    車の自動ブレーキの性能を試そうとして友人をはねたとして、兵庫県警福崎署は14日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、神河町のアルバイトの男(67)を現行犯逮捕した。調べに対し「自動ブレーキが利かなかった」と容疑を認めているという。 逮捕容疑は同日午前11時40分ごろ、同町東柏尾の飲店駐車場で軽乗用車を運転し、車の後方に立っていた75歳と70歳の男性2人をはねた疑い。75歳の男性は頭の骨を折るなどの重傷。70歳の男性も頭を打つなどの軽傷を負った。 同署によると、3人は友人同士で、男は自分の車に自動ブレーキの機能があることを男性2人に説明。2人を車の後方に立たせて動かしたところ、手前で停止しなかったという。 同署は詳しい経緯を調べている。

    車の自動ブレーキを試そうとして止まれず…友人2人をはねた67歳男を逮捕 兵庫・神河町
  • 宝塚俳優の急死、阪急側が謝罪へ 遺族に、歌劇団のパワハラ認める

    宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の俳優の女性(25)が昨年9月に急死した問題で、歌劇団の親会社阪急阪神HD側が歌劇団関係者らのパワハラなどがあったことを認め、遺族側へ謝罪する意向を固めたことが24日、関係者への取材で分かった。当初、調査報告書で否定していたハラスメント行為を認める方向にかじを切った形だ。 阪急阪神HDの首脳陣や不適切な叱責などの言動があった上級生らが遺族側に謝罪するとみられる。遺族側は、上級生らによるパワハラや長時間労働が原因で自殺に至ったと主張していた。 歌劇団側は、昨年11月に公表した調査報告書で長時間の活動などによる強い心理的負荷を認めた一方、いじめやハラスメントは「確認できなかった」としていた。 報告書公表時の会見では、村上浩爾理事長(当時は専務理事)が「(いじめがあったと言うなら)証拠を見せていただきたい」と発言。SNSなどネット上で非難されていた。 歌劇団はパワハラ

    宝塚俳優の急死、阪急側が謝罪へ 遺族に、歌劇団のパワハラ認める
  • 2億円横領の疑いで43歳男逮捕、ゲームに1億2千万円課金「ネット住民に認められたかった」 尼崎のスーパー

    勤務先から計約2億円を横領したとして、兵庫県警捜査2課と尼崎東署は22日までに、業務上横領の疑いで大阪市港区の無職の男(43)を逮捕、送検した。男は当時、スーパー「北野エース」などを展開する「エース」の社員だった。 逮捕、送検容疑は2017年9月20日から23年5月31日までの間、同社関西部(尼崎市東園田町5)の事務所で、自分のパソコンを使ってインターネットバンキングを利用し、同社名義の預金口座から使われていない休眠口座に171回にわたって計約2億円を振り替え、横領した疑い。容疑を認めた上で、「(スマートフォンの)ゲームの自分のアカウントを強くして、ネット住民に認めてもらいたかった」と説明しているという。 同署によると、同容疑者は当時、経理部の次長として預金口座の管理業務を担当。休眠口座に移しては、その都度現金を引き出していたという。約2億円のうち約1億2千万円をスマホゲームの課金に、2

    2億円横領の疑いで43歳男逮捕、ゲームに1億2千万円課金「ネット住民に認められたかった」 尼崎のスーパー
  • 「半グレに監禁されている」うそをついた高2男子を逮捕 兵庫県警が50人以上で捜査→元カノの自宅で発見

    11日午後7時半過ぎ、兵庫県明石市の女性が「交際相手の男子高校生が大阪で半グレに捕まって帰れないと言っている」と明石駅前交番に届け出た。兵庫県警が逮捕監禁事件として捜査を始めたところ、翌12日、監禁されているはずの男子生徒(16)が、大阪市内で他の女性といるところを発見した。県警須磨署や捜査1課などは男子生徒が悪質なうそをついて警察業務を妨害したとして、偽計業務妨害容疑で逮捕した。 男子生徒は調べに対し、「両親と一緒にいるのが嫌で、自宅から離れたかった」などと話し、容疑を認めているという。 須磨署によると、逮捕されたのは神戸市須磨区に住む県立高校2年の男子生徒。逮捕容疑は11日午後6時35分ごろ、知人男性に「大阪で半グレに絡まれた。帰れない」などと携帯電話に虚偽のメッセージを送って警察官に捜索させ、業務を妨害した疑い。 男子生徒は11日午後5時ごろ、「明石の知人に会いに行く」と言って、母親

    「半グレに監禁されている」うそをついた高2男子を逮捕 兵庫県警が50人以上で捜査→元カノの自宅で発見
  • 全裸で歩く大学生、現行犯逮捕 神戸・西区の歩道

    兵庫県警神戸西署は12日、公然わいせつの疑いで神戸市西区の大学生の男(20)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は11日午後10時25分ごろ、同区内の歩道を全裸で歩いた疑い。「酒を飲んでいて、遊び心でやった」と容疑を認めている。 神戸西署によると、通りがかったパトロール中の署員が男を見つけたという。

    全裸で歩く大学生、現行犯逮捕 神戸・西区の歩道
  • パトカー盗んで10キロ逃走 会社員の女「借りただけ」 窃盗容疑で逮捕

    ミニパトカーを盗んで約10キロ逃走したとして、兵庫県警加東署と篠山署は12日、窃盗の疑いで、姫路市のブラジル国籍の会社員の女(31)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は同日午後10時15分ごろ、加東市山口の国道372号で、警察官の隙を見て、加東署のミニパトカー1台を盗んで逃走した疑い。「盗んだのではなく、借りただけ」と犯意を否認しているという。 同署によると、女は同日、滋賀県に住む姉らが車で姫路市まで送っている途中に車内でわめき、注意した姉の肩を殴るなどしたという。姉が同日午後10時前に「妹とけんかをした」と110番。車を止めていた加東市山口の国道372号沿いに、同署員一人がミニパトに乗って到着した。署員は女をミニパトの後部座席に乗せた後、同署に連れて行こうと車外で無線連絡していたところ、女はパトカーの車内を移動して運転席に座り、発車させたという。 女は赤色灯を付けたまま、国道372号を丹波篠山

    パトカー盗んで10キロ逃走 会社員の女「借りただけ」 窃盗容疑で逮捕
  • 女子生徒の顔たたき、顎が外れた状態で5時間以上立たせる その間暴言も浴びせる 姫路女学院高ソフトボール部顧問

    兵庫県姫路市豊沢町の姫路女学院高校で、ソフトボール部顧問を務める40代の男性教諭が先月、1年生の女子生徒(16)の顔をたたき、全治1カ月のけがを負わせていたことが同校などへの取材で分かった。 体罰の後、女子生徒は顎が外れた状態で5時間以上、顧問のそばに立ち暴言を浴びせられたという。精神的なショックも大きく登校できない状態で、生徒側は3日にも同県警に被害届を提出する。 同校などによると、男性教諭は9月24日朝、同県上郡町であった地区大会に、女子生徒がユニホームを忘れて来たことを母親からの連絡で知り立腹。母親に電話で「1発どつきますよ」と話した後、生徒の頬を1回たたいて「帰れ」「お前なんかいらん」などと暴言を浴びせたという。女子生徒は顔をたたかれた衝撃で顎が外れた。 女子生徒は教諭に許してもらおうと、午後になってもそばに立っていたが、教諭は「お前なんかおらんでもやっていける」などと暴言を吐き続

    女子生徒の顔たたき、顎が外れた状態で5時間以上立たせる その間暴言も浴びせる 姫路女学院高ソフトボール部顧問
  • 交通事故けが人の搬送やめる 尼崎市消防、コロナ陽性を理由に 現場に戻って置き去り

    兵庫県尼崎市消防局の救急隊が、交通事故で搬送していた男性に新型コロナウイルスの陽性反応が出たとして、病院に運ばずに事故現場に降ろして立ち去っていたことが12日、同市消防局などへの取材で分かった。男性は再び搬送され、市外の病院で足の骨折と診断された。 同市消防局などによると5日午後11時50分ごろ、同市内の国道2号で、神戸市東灘区に住む大学生の男性(21)がバイクを走行中、軽乗用車と接触し転倒。足の痛みを訴え、男性の友人が119番したという。 かけつけた尼崎市中消防署の隊員らは男性を救急車に乗せ、同市内の病院へ向かった。発熱があり、車内で抗原検査をしたところコロナ陽性反応が出たため、病院に拒まれた。隊員は男性のけがを目視で確認し、緊急性はないと判断して現場に戻り、男性を降ろしたという。 約1時間後、男性は首や腰にも痛みを覚え、父親(59)が現場から再び119番。尼崎市消防局の救急車で西宮市内

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  • 市職員用パソコンに広告いかが 掲載料値下げ、地域経済を応援 高砂

    新型コロナウイルス禍で苦境が続く地域経済への支援と財源確保という一石二鳥を狙い、兵庫県高砂市が、職員用パソコン約900台の画面に掲載する1カ月間の広告料を、5千円から2千円に値下げして積極出稿を呼び掛けている。職員がパソコンにログインするたびに、画面に広告(縦17センチ、横21センチ)が15秒間現れる仕組み。どれほどの効果が-と思われがちだが、過去の広告では市職員の利用が増えた店もあったという。(笠原次郎) 自治体職員用パソコンへの広告掲載は、滋賀県が2008年に初めて導入。兵庫県などにも広がり、高砂市は13年に始めた。同市は当初、1カ月の広告料を1万5千円にしていたが、利用が少なかったため、5千円に値下げ。これまでに35社から228件(228カ月)分の収入があった。 市ICT推進課によると、加古川市内の足つぼマッサージ店は広告を出し、実際に高砂市職員の利用増につながったという。同課の植月

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  • 44歳女、息子らと男子高生を集団暴行 頭部骨折負わせ自宅に監禁

    息子の知人の男子高校生を集団で殴るなどして頭部骨折の重傷を負わせた上、約2時間にわたって自宅に監禁し、現金を脅し取ろうとしたとして、兵庫県警少年課と尼崎北署などは13日、傷害と監禁、恐喝未遂の疑いで、同県尼崎市の無職女(44)を逮捕した。 逮捕容疑は2021年10月24日午後、10代の息子とその友人の少年2人と共謀し、自宅近くの駐車場などで尼崎市の男子高校生(17)の顔を集団で殴ったり、踏みつけたりして頭の骨を折るけがを負わせ、同日午後5時ごろから、意識がもうろうとしている男子高校生を2時間超にわたって女の自宅で監禁し、現金を脅し取ろうとした疑い。 同署によると、共謀の少年3人は男子高校生の友人で、以前から会員制交流サイト(SNS)の友人グループ内で男子高校生のメッセージを巡ってトラブルになっていた。 一方である日、女が息子の居場所を聞くためにその友人に電話をすると、電話越しに「誰と電話し

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  • トラック居眠り運転、若い命奪う 長い休憩取らず750キロ 県道交差点で玉突き、6人死傷事故

    少しの休憩を惜しんだ代償はあまりに大きかった-。兵庫県尼崎市内で7月、40代の男が大型トラックを運転中、乗用車など4台が絡む玉突き事故を起こし、男子大学生1人を死亡させ、男女5人に重軽傷を負わせた。原因は「居眠り運転」。神戸地裁尼崎支部は、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪で禁錮3年を言い渡した。公判から見えてきたのは、賃金のためにうその休憩を会社に報告してまでも運転を続けていたという実態だった。(村上貴浩) 7月30日午前7時ごろ、男は福岡市内で荷物を積んだ後、昼ごろに出発して尼崎市へ向かった。 高速道に乗っては降りてを繰り返し、極力一般道を走る。同日夜、中国自動車道で眠気を感じ、西宮市の「西宮名塩サービスエリア」で休憩しようと考えた。しかし、電光掲示板に「(駐車場)満車」の文字が見える。 「到着まであと少しだったので、着いてから休もうと思った」 31日午前0時50分ごろ、激しい眠気

    トラック居眠り運転、若い命奪う 長い休憩取らず750キロ 県道交差点で玉突き、6人死傷事故
  • ネット銀行の摘要欄使いストーカー行為 尼崎の男逮捕

    知人女性のネット銀行口座に1円ほどを送金し、摘要欄で会いたい趣旨を伝えるメッセージを送り続けたとして、兵庫県警尼崎東署は4日、ストーカー規制法違反の疑いで、同県尼崎市の板金設計業の男(55)を逮捕した。 逮捕容疑は10月11~29日、知人の女性(39)のネット銀行の口座に送金する際、摘要欄に「ハナシシヨウ(話しよう)」などと記して繰り返し送り続けた疑い。調べに「好きでやってしまった」と話しているという。 同署によると、男は飲業で働く女性の客として知り合い、好意を持つようになったという。 送金は十数回にわたり、ほとんどが1円のみだった。摘要欄の文言は「カネカエセ(金返せ)」などもあり、女性宅に押し掛けるなど行為がエスカレートし、女性が同署に相談した。 ネット銀行の摘要欄を使ったストーカー行為の摘発は県内では初めてという。

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  • 公園のトイレ、男女色分けせず 「性的少数者への配慮足りない」の声反映

    男性用は青色、女性用が赤色って当たり前?-。兵庫県明石市が公園に整備するトイレについて外装の色を市民投票で決めたところ、「性的少数者への配慮が足りない」と指摘され、男性用を青、女性用を赤とした最多票の案を撤回した。最近は街中で、利用者の性を特定しなかったり、男女で色分けしなかったりするトイレを見かけるが、どんな「配慮」が求められるのだろうか。(小西隆久) 市民から最多の票を得た配色案が覆ったのは、同市大久保町松陰、石ケ谷公園にある「あそびの丘」に設置するトイレ。市は「利用者の声を反映させたい」として配色が異なる5種類のデザイン案を用意。7月17日から約2週間、公園に投票箱を置き、親子ら743人が投票した。 開票の結果、男性用が淡い青色、女性用が淡い赤色の案が最多の208票を獲得した。次点は8票差で、全体を落ち着いた茶系色で統一し、性別の色分けがない案だった。 明石市の担当課は最多の配色案を

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  • 「妖怪のまち」仕掛け人 福崎町職員の小川知男さん死去、自殺か

    29日正午ごろ、兵庫県姫路市山田町南山田の芝生広場で、兵庫県福崎町地域振興課職員、小川知男さん(47)=加西市=が首をつった状態で亡くなっているのを通行人の男性(66)が見つけた。小川さんは、かっぱの「ガジロウ」など妖怪像を生かしたまちおこしの仕掛け人として知られる。 姫路署によると、小川さんに目立った外傷はなく、近くに止められた車から家族へ向けたとみられる手紙が見つかった。同署は自殺とみて調べている。 小川さんは、同町出身の民俗学者柳田国男の帰りを待つ設定のかっぱ「ガジロウ」を制作。2014年には、柳田の生家が移築された辻川山公園(同町西田原)の池に人形が置かれ、話題を呼んだ。その後も「妖怪ベンチ」などを考案した。

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  • JR姫路駅で女性車掌の体触る 30歳会社員逮捕

    勤務中の女性車掌の体を触ったとして、兵庫県警姫路署などは29日、同県迷惑防止条例違反の疑いで、同県姫路市の会社員の男(30)を逮捕した。同署によると、男は女性を触った際にスマートフォンで動画撮影もしており、「自分は『撮り鉄』ではなく『撮りケツ』だ」などと説明しているという。 逮捕容疑は8月18日、姫路市のJR姫路駅構内の階段で、女性車掌(27)の下半身を触った疑い。同署の調べに容疑を認め、「ストレスがたまっていた。鉄道会社の制服が好きだった」とも話しているという。

    JR姫路駅で女性車掌の体触る 30歳会社員逮捕
  • 使われなくなった市立図書館の屋上、ミイラ化した遺体を高校生が発見 あおむけ、外傷なし 明石公園

    26日午後4時50分ごろ、兵庫県明石市明石公園の旧明石市図書館の屋上で、ミイラ化した遺体を男子高校生(15)が見つけ、隣接する県立図書館の職員を通じて110番した。 兵庫県警明石署によると、遺体はあおむけに倒れており、目立った外傷などはなかったという。死後長期間が経過しているとみられ、性別や年齢は不明。黒いTシャツとズボン姿で作業を履いており、周囲にリュックサックと飲料水のペットボトルが落ちていた。同署は身元や死亡の経緯などを調べている。

    使われなくなった市立図書館の屋上、ミイラ化した遺体を高校生が発見 あおむけ、外傷なし 明石公園
  • 体罰・暴言の教諭、懲戒免職に 同僚が3年前から言動記録、再三校長に伝えるも放置

    兵庫県姫路市立城陽小の特別支援学級での体罰・暴言問題は、男性教諭による児童への言動を同僚の女性職員が3年前から記録し、再三にわたり管理職に伝えたが、校長らは過小に捉えて適切に対応せず、事実上放置してきた。 県教委によると、女性職員の記録などで確認した暴言や体罰は2018年度16件、19年度1件、20年度8件、21年度8件、年度不明1件-で計34件。ほかに、記録していない暴言も多数あるとみられる。 女性は18年度から上司に報告してきたが、当時の校長(定年退職)は口頭注意にとどめ、市教委に報告しなかった。今年4月にも2回伝えたが、現校長は「行き過ぎた指導だが報告するほどではない」と判断し、男性教諭を担当から外すなどの対応をとらなかったという。 県教委は「こうした事案を1件でも把握すれば、担任から外すべきだった」と指摘。校長について「管理職として不適切だ」とし、処分対象に加えた。

    体罰・暴言の教諭、懲戒免職に 同僚が3年前から言動記録、再三校長に伝えるも放置
  • 「お金がない」女がマンション5階から冷蔵庫投げ捨てる 重さ33キロ、リサイクル料払わず|事件・事故|神戸新聞NEXT

    マンション5階の自宅から冷蔵庫を投げ落としたとして、兵庫県警兵庫署は14日、建造物損壊と廃棄物処理法違反の疑いで、神戸市長田区の無職の女(42)を逮捕した。 逮捕容疑は8月24日午後4時ごろ、当時住んでいた兵庫区のマンション5階の部屋の窓から、高さ118センチ、重さ約33キロの冷蔵庫1台を投げ捨て、部屋の真下にある1~3階の外側の壁に取り付けられた換気扇カバー計3個を壊した疑い。 同署によると、冷蔵庫は隣の建物との隙間にある幅約70センチの通路に落下したという。けが人はなかった。 女は引っ越しの際にリサイクル料がかかる冷蔵庫の処理に困っていたとみられ、同署の調べに「お金に余裕があればこんなことをせずに済んだ」と話しているという。

    「お金がない」女がマンション5階から冷蔵庫投げ捨てる 重さ33キロ、リサイクル料払わず|事件・事故|神戸新聞NEXT
  • 不倫で処分された男女の巡査、復縁して再び処分 「相手への思い断ち切れなかった」

    1度処分されたにもかかわらず、同じ相手と不倫関係を続けたとして、兵庫県警が阪神地域の警察署で勤務する20代の男性巡査と、西播地域の警察署で勤務する20代女性巡査の2人をそれぞれ警務部長訓戒と、所属長訓戒にしたことが25日、神戸新聞社の情報公開請求で分かった。男性巡査は「相手への思いが断ち切れなかった」などと話しているという。 県警監察官室によると、2人は昨年7月~同11月、不倫関係となり、1月20日付で所属長注意とされた。処分時、2人は県警に対し「別れる」と誓約していたが、実際は処分前の昨年12月に復縁していたという。 今年5月になって既婚者の女性巡査が県警に申告して発覚。メールを送って復縁のきっかけを作った男性巡査をより重い処分とした。2人は「もうしません」と話しているという。県警は「同じ過ちを繰り返しており、不倫関係が続くようなら今後は分限処分も検討する」としている。 また、兵庫県内で

    不倫で処分された男女の巡査、復縁して再び処分 「相手への思い断ち切れなかった」