性差の軽減を理由にブレザーが増えています DIME世代が学生だった頃、学校制服の主流といえば学ランとセーラー服だった。 【グラフ】今どきの学校制服のうち、ブレザーの割合はどれくらい?スカートを着用する男子生徒の割合や、スラックスを着用する女子生徒の割合をグラフで見る! しかし今の時代は男女ともにブレザーが多数派。なぜ学ランとセーラー服は減少傾向にあるのだろうか? 学生服事情に詳しいカンコー学生服に話を伺った。 「2015年に文部科学省から『性同一性障害に係る児童生徒に対するきめ細かな対応の実施等について』の文書が発信されました。 それをきっかけに学校側は学ランとセーラー服を廃止し、性差の少ない制服としてブレザー化を進めているのです」 さらにここ10年はジェンダー平等と同時に、個性の多様化も重視される時代に。ブレザーはネクタイかリボンかを選べるといった個性を出せる点も、現代とマッチしている。