新型コロナウイルスワクチンは供給が追いつかないといったトラブルがみられるものの、「1日100万回」という政府の目標が達成されるなど、接種は徐々に広がっている。その一方、気になるのが副反応だ。これまでに1万件以上の疑い例が報告されているが、どうなっているのか。【矢澤秀範、金秀蓮】 東海地方で看護師を目指す女性の専門学校生(18)は、1回目の新型コロナのワクチン接種を5月に受けたところ、翌日に38度以上の熱が出た。注射された方の腕が上がらないほどの痛みもあったという。2回目は39度以上の熱が出たが、いずれも2日後にはほぼ回復した。「副反応のことは知っていたので、あわてなかった」と振り返る。 ワクチンにはどんな副反応があるのか。米ファイザー社製ワクチンを先行接種した医療従事者約2万人を対象にした厚生労働省の健康調査によると、90%以上の人は接種した部分に痛みを感じた。2回目の接種を終えた後に全身
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