沖縄県石垣市が4月下旬に実施した尖閣諸島(同市)の海洋調査を巡って日本側に抗議した中国側の反応を踏まえ、玉城デニー知事は24日、「両政府間で平和的な対応による信頼関係の構築に努めてほしい」との考えを示した。在日本中国大使館が石垣市の海洋調査に対し、「政治挑発や世論への誇大宣伝をやめる」よう強く求める報道官談話を発表していた。 玉城知事は「尖閣諸島が日本の領土・領海であるという認識は政府、沖縄県とも同じ認識だ」と強調した。ただ、尖閣諸島・魚釣島の上陸調査に向け、石垣市の中山義隆市長が県に対し、国への上陸要請をサポートするよう望んでいることについては、「どう対応するか検討していない。引き続き情報収集に努めていく」と述べるにとどめた。
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