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2012年10月31日のブックマーク (1件)

  • 大腸がん(外科)

    消化管の最後の部分である大腸(結腸と直腸)に発生する悪性腫瘍で、いわゆる先進諸国で頻度の高い癌でしたが、近年我が国でも増加傾向の著しい癌です。 我が国の大腸癌研究会の登録集計では、1974年から1977年の3年間の登録患者数が6624であるのに対して、1990年から1993年の4年間では24757に、およそ3.7倍に増加しています。 年齢調整死亡率は男女合わせて、2005年~2010年の間に胃癌を追い越すものと推測されています。 早期の癌ではほとんど症状がなく、検診として行われる便潜血反応(便の中に微量の血液が含まれるかどうかを調べる)が陽性となり精密検査で発見されることがあります。 排便異常(便が出にくい、下痢と便秘を繰り返す、下痢便しか出ないなど)や腹痛、下血などの自覚症状で発見される大腸癌は、残念ながら、進行大腸癌の場合がほとんどです。 ただし、たとえ進行していた場合でも、肝臓や肺な