分解の直前に,iPhone 4を左手で持つと受信状態が不安定になるというニュースが飛び込んできた。iPhone 4は,側面部分が金属になっている。よく見ると,左下と右下,上部の3カ所に黒いスリットが入っている。このうち左下のスリットを手で覆うように持った際に,受信状態が不安定になるとされていた(関連記事)。 分解班が手で左下のスリット部分を覆うと,アンテナの表示が徐々に減っていった。アンテナ5本の表示が4本へ,さらに3本へ。しっかりと覆うと,ついにアンテナは0本となり,圏外の表示が。元々受信状態が悪い場所だったかもしれないが,明らかにアンテナの表示が変化するのを確認できた。「Bumper」と呼ぶ米Apple Inc.のカバーを装着すると,こうした現象は現れなかった。 分解前の技術者の予想では,スリットを境にアンテナとグランドになっており,そこを手で電気的につなぐことで受信状態が不安定になる
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く