三洋電機は11月25日、米粒からパンを作れるホームベーカリー「GOPAN」の受注を12月1日から一時停止すると発表した。販売店などからの受注が予定を大幅に上回り、生産が追い付かないため。受注再開は来年4月ごろになるという。 11月11日に発売し、来年3月末までに5万8000台を販売する計画だったが、11月末までの注文数で計画を上回る見通しという。 当初は10月発売予定だったが、7月の発表以来、前評判が高く予約が殺到したため発売日を1カ月延期し、増産体制を敷いていた。 GOPANは、米粒を水にひたして柔らかくした上で、粉砕・ペースト化。こねて発酵させ、焼成してパンを作れるのが特徴。 関連記事 開発に5年 米からパン作れる「GOPAN」誕生の裏側 「非常に苦労しました」――米粒からパンを作れるホームベーカリー「GOPAN」を商品化するまでの経緯を担当者が明かした。 コシヒカリがパンに変身、もっ